フライ

フォー・ウェディングのフライのレビュー・感想・評価

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)
3.8
リチャード・カーティス脚本ラブコメ初期作品ながらも芯を食ったストーリーは流石だし、当時から印象深い作品。
自分にとってヒュー・グラントのイメージを強烈に印象づけられた作品。モーリスも当時としては別の意味で強烈だったが、イケメンなのに三枚目的な見せ方がとても好印象で、その後の作品まで色々と見るようになったきっかけの映画。
結婚を主題においた作品だが、何より独特で強烈すぎるキャラクター達が面白い。それを象徴するキャストとしてローワン・アトキンソンを起用している点でよく分かる。
ヒュー・グラントが演じるチャールズの結婚観を友人の結婚を通して見せるストーリーは好きな女性の結婚や友人の死、妥協して選んだ結婚の破談などかなりウィットに富んだ内容はとても楽しめた。ほぼ犯罪に近い行動を取りながらもラストに見せる彼が選んだ勇気ある決断は自分には素敵に思えた。何より最後音楽にのせて見せる映像でそれまでのモヤモヤを全てを解消させるのがとても良い!最高なのはチャールズ繋がりとはいえ…
ヒロイン役のアンディ・マクダウェルが当時かなり叩かれていた事を思い出すが、自分にはチャールズ、キャリーの歩んで来た道を見たらぴったりの相手に思えるのだが…
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