パトリス・ルコントってこんなポップな映画も撮れるんだな。
まぁ、とにかくバネッサ・パラディのアイドル映画だよね。大人のだけど。
『レオン』のマチルダのコスプレシーンは観てらんないくらい小っ恥ずか…
このレビューはネタバレを含みます
モノクロならではの光と影のコントラストを駆使した、実に美しい作品でした。
しかも、ナイフを投げられる度にのけぞるヒロインの官能的な表情に痺れました。
大道芸人?と、ちと頭の弱い娘(本作のヒロインは、…
パトリス・ルコント監督作品の独特な恋愛模様の中でもこれはすごい。
ヴァネッサ・パラディが運の悪さを悲観して橋の上で身投げしようと悩んでいると、中年のナイフ投げ芸人に声をかけられて…
ネタバレ↓
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<ナイフに賭けた愛と信頼、大人の寓話>
パリの橋の上、死ぬつもりだった若い女と中年の曲芸師が出会い、ナイフ投げと的(まと)というそれだけの関係でつながって不思議な運命に導かれていく。
女は男から男…
とんでもなく男に対する判断力が無くていつも酷い目に遭ってしまうアデルと、ナイフ投げ曲芸師ガボールが橋の上で出会い二人で人生のやり直しをはかる。微妙な二人の関係と、やっぱりとんでもない男に翻弄されてし…
>>続きを読むナイフ投げという危険と隣合わせの芸が二人の愛を確かめ深めていく
モノクロで映されているが故のコントラストがひたすらに美しい
そしてストーリー展開や台詞にもシャレが利いていて内にも外にも兎に角お洒落
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