フライ

アラジンのフライのレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
4.1
アラジンと魔法のランプは、子供の頃から色々な作品で観てきたが、本作ディズニーアニメのアラジンは、ありとあらゆるシーンで魅了する脚本、構成、音楽の素晴らしさを感じる作品。

子供の頃から絵本やアニメ、映画など色々なアラジンと魔法のランプ作品を観てきたが、それぞれストーリーの多少の違いはあるものの、アラジンが魔法のランプで精霊を呼び出し、悪党を倒し、お姫様とハッピーエンドな展開だけは変わらないが、本作の素晴らしさは、圧倒的な音楽のクオリティーに尽きる。そこにユーモア溢れる展開が、子供の心を鷲掴みにする面白さがあるし、精霊のジーニーが繰り出す笑いと容姿や行動に見合わぬ誠実さが最高にハマった。更に日本語声優キャスト陣のキャラにハマった吹替えは最高!

これまで子供と何回観たか分からないが、そのせいも有り個人的には、圧倒的に吹き替えの方が好きな作品。本作での曲A Whole New Worldは、映画音楽の枠を超えた名曲だが、某番組の関係でジャンポケ斉藤のイメージが強くなってしまい鑑賞する度に思い出してしまい、シュールさが入り交じるのが少し悲しい。

色々なキャラクターに絶妙さを感じたが、魔法の絨毯に感じる愛嬌がたまらなく好き。山寺宏一吹替えもありジーニーとジム・キャリーのマスクのキャラが重なってしまうのも面白い。
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