『プレデター』
中米ジャングル。要人救出ミッションにあたる特殊コマンド部隊が、地球外狩猟生命体に狩られる。
"If it bleeds, we can kill it."
最新作『ザ・プレイ』の予習として、久しぶりに再鑑賞。前回鑑賞したときよりも好きになった。
『ランボー』に始まり、『エイリアン』に終わる、80年代を代表するSFアクション映画。『プレデター』と言えば、シュワちゃん💪、プレデター、サーモグラフィーというイメージだったが、"見えない恐怖"と戦うサバイバルアクション劇としてよくできている。死の恐怖が常にあり、緊張感が途切れることがなかった。ベトナム戦争を想わせるジャングルというロケーション、男たちの汗臭く泥臭い感じもリアリティがあって良い。何より、主演がシュワちゃんでありながら、"シュワちゃん映画"にしなかったことが大正解。
改めて、プレデターのキャラクターはよくできているなと思った。"醜さ"を隠すかのようなスタイリッシュで格好良いビジュアル。戦闘民族としてのプライドがあり、己の流儀に従っている所。モズの早贄みたいな習性。
シュワちゃん。『ターミネーター』『コマンドー』、本作を挟んで、『トータル・リコール』『ターミネーター2』と続いていくわけか。無表情で台詞が少なく、筋肉の魅力を存分に発揮できる役がやっぱいいな。笑
製作・キャスティング。ジョン・マクティアナン監督作品だったとは知らなかった。『ダイ・ハード』の前に手掛けたのが本作。そして、カール・ウェザースが出演していたとは。『ロッキー』でスタローンと共演し、今度はシュワちゃんと共演ですか。シュワちゃんの二頭筋とブロマンスを見せつけるThe 80'sな握手シーン。思わず笑ってしまった。
"Get to the choppaaa!"
"You're one... *ugly* motherfucker!"
"Stick around." "knock knock"
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