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スピードのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

スピード(1994年製作の映画)
5.0


🎍謹賀新年🎍

昨年は、拙い感想文にお付き合い頂きありがとうございました。
本年も引き続き宜しくお願い致します🙇




毎年、元旦は名作を見返そう!の日と決めており、本年は25年ぶりくらいに【スピード】をチョイス。
ノンストップアクション×サスペンススリラーの金字塔に異論無き名作。
【ダイ・ハード】【ザ・ロック】そして【スピード】
90年代の三大アクションムービーと言っても過言ではないよね?w

因みに過去3年間の元旦備忘録は
2023年 【グラディエーター】
2022年【ショーシャンクの空に】
2021年【フォレスト・ガンプ/一期一会】





さて
本題のスピードの感想を!





ここまでノンストップな映画他に有ります?ってくらいにノンストップでハラハラドキドキで116分あっという間。
一瞬たりとも気を抜く箇所がなく、映画終わった後にスマホ見たらいっぱいあけおめLINE来てて草。
全然気付かなかったほど集中してしまった(汗)


主なキャストはキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、デニス・ホッパー、と言っても良いくらいシンプル。
加えてバディ警官のジェフ・ダニエルズが良い味出している。
で、それぞれの人物像の詳細説明的なシーケンスはごく僅か。
💣🔛🛗🚌🚈✖️🚓のノンストップアクションに全振り。
それなのにこの非の打ち所がない面白さと言ったらもう、、、ヤン・デ・ボン監督すげぇっす。

主に3パートに分かれていて、それぞれのパートでスピード感溢れるハラハラドキドキな爆弾との対峙アクションが繰り広げられる。
超絶シンプル!なのにめっちゃ面白いのは何故か。

そう、これは紛れもなくメインキャスト二人の映え感と存在感と演技力にアリ!
30年後の現代においても尚、第一線の大スターとして活躍しているキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック両役者の出世作と言われるだけあって、今観ても二人とも若々しくも華があって魅了される。


また、アクション全般に関しても、VFXやCGでは感じることのできない生々しさと危なっかしさが、余計に胸躍りハラハラさせらる。
21歳だった当時に観た衝撃は勿論のこと、30年経た今観る衝撃もまたある意味違った角度から新鮮味を感じる事が出来るのは本当に凄い。

果たして、【エンドゲーム】辺りを、30年後に観て新たな衝撃を味わう事が出来るのだろうか、、、そんな事さえ心配になって来るほどに粗探しが野暮に感じる良作。

些細な台詞の伏線を、とんでもない一大事として回収するパターンも思わずニヤけるエンタメだし、必然的な出会いと物理的に離れられない状況下で生まれるラブロマンスに至っても、当時のハリウッドらしさが潔く出ていて嫌いじゃない!

サスペンススリラーの王道として、真犯人はクライマックスまで顔を映さないか、誰だかわからないと言う説がある中、本作は初っ端から真犯人ご登場の親切設定w
これが逆に功を奏していて、よりサイコパス感やその正体や動機説明を端折っているのも面白い。



余談だが、
ハイウェイでバスを追いかける時のキアヌのマイカー“ブロンコ”がどちゃくそ格好良い!!!
ついつい車に目が行ってしまう車好きで悪しからずm(__)m




文句なし!の傑作です。
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