“何だこれは?
まるであいつはサイコだな”
トンデモねぇ映画だ。
容赦なく最初から最後まで胸糞で
誰も救われない韓流エログロバイオレンスの真骨頂!
イ・ビョンホン様主演だから♡
と、、、
フワついた気持ちで見たら一生後悔しますわコレ。
完全無慈悲な鬼畜サイコパスを演じるチェ・ミンシクが、もはやトラウマ級の怪演っぷりで、言ってみればこっちが主役?ってくらいにイ・ビョンホンを喰っている。
若い女性を理由もなく殺してバラバラにしていくキチガイサイコパスに、なんの道理も動機もカタルシスもねぇ!
鑑賞直後のテンションで取り乱しながら綴ってしまうほど、ド変態で鬼畜極まりない衝撃作品を観てしまった。
あのグロ復讐映画の代表作【拷問男】に勝るとも劣らない復讐グロ系映画。
いや
個人的にはコチラの方が精神的ダメージから言ってエグさ増し増しに感じたかも。
その理由の最たる点が、惨殺された妻の復讐の為ならば、他に被害者が出ようとも関係あるかい!っていう、コレまた復讐する側もどんどんとサイコパス化(と言うよりソシオパス化が正しいか?)していく破茶滅茶展開な所。
冒頭の通り、そこになんのカタルシスも得られません!って言う貫き通しっぷりが大きく好き嫌いが分かれるであろうに、敢えての胸糞一直線に振り切った事に称賛。
グロ描写も一切妥協なし!
腕折りシーンなんて、普通に思えて来ちゃうのが、もうある意味バイオレンスのオーバードーズ状態。
その壮絶なバイオレンス描写は敢えてネタバレ項目として黙秘。
グロ好き必見です!!!
ツッコミどころなんて至る所にあるんだが、それを拾って文句つける映画じゃないんだわ、コレ。
タイトル通り【悪魔】を観る映画
いや、悪魔よりヤベぇ〜んじゃね?って言うくらい、チェ・ミンシク演じるサイコ野郎の目を背けたくなる胸糞言動に、とことん嫌な気分に浸って行くヤツなんだわ。
で、そんな救いようのないクズで鬼畜でサイコな変態殺人鬼を追いかけ回して、とっ捕まえては甚振り散らかし、また野に放ち、またまた捕まえてはグログロ満載で痛めつけていくイ・ビョンホンが鬼畜マウンティング状態で、だんだん観ているコチラの感情が訳わからなくなって来て、次々と展開するグロ描写に更なる刺激を求め始めるヤバさを抱いてしまう劇薬映画!
これぞ正しく“因果応報”ですな。
クライマックスの始末っぷりがもう、、、
えげつなく、容赦ない方法で復讐劇を終わらせるのだが、その後のイ・ビョンホンの表情に圧倒的な虚しさだけが超絶後味悪くベタっと心に張り付いてしまうノワール感。
好きです
“まだ始まったばかりだ
もっと残酷になるぞ”