◆あらすじ◆
FBIのサイバー保安課でシステムがハッキングされたことを確認され、FBI副局長のボウマンは全米のハッカーを保護するよう指令が出される。ジョン・マクレーン刑事はマシュー・ファレルの保護に出向いたところ、突然、何者かに襲撃されてジョンとマシューは辛くも逃げ延びる。ハッキングは交通局、株式市場と続く中、ジョンはマシューの力を借りて犯人を追う。
◆感想◆
「ダイ・ハード」シリーズ第4弾の作品であり、本作ではハッカーのマシューを相棒にジョン・マクレーン刑事がサイバーテロリストに立ち向かう姿が描かれています。
ジョン・マクレーン刑事（ブルース・ウィリス）は私生活は相変わらず駄目で、妻とは離婚して娘のルーシー（メアリー・エリザベス・ウィンステッド）にも煙たがられています。デジタル分野に疎いジョンがハッカーを相棒に命がけの戦いを繰り広げる展開は観ていて熱くなりますし、面白いです。
相棒になるマシュー・ファレル（ジャスティン・ロング）はハッカーとして優秀だが、暴力には臆病な人物として描かれていて、最初のうちは逃げ腰だったが、ジョンと一緒にいるうちに勇敢さを持つようになります。彼の変化は本作の見どころの一つだと思います。
犯人たちサイバーテロリストは全米のシステムに精通しており、次々と混乱に導いていく様子は現実味があってとても怖かったです。その中で、映像で全米に挑戦状をたたきつけるシーンは敵ながらカッコ良く感じました。
本作もジョンの命がけのアクションは健在で、ヘリコプターや戦闘機と戦ったり、爆発の中から間一髪逃げ出したりと相変わらずギリギリの戦いを楽しむことができました。傷と汚れにまみれたジョン・マクレーンの姿はいつもカッコ良いです。
文句なしでとても面白い作品でした。
鑑賞日：2024年2月15日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
