【1992年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
第44回カンヌ国際映画祭コンペに出品されたアンゲロプロスの長編9作目。
アンゲロプロスはそこまで好きな作家というわけでもないのだが、なぜか定期的…
曇天、川、海、廃墟、国境、難民、兵士たち、トラック、ゆったりとしたダンス、そして、黄色いレインコートを着た人々。
いかにもアンゲロプロス、というか、アンゲロプロスにしか撮れない映画だった。
とあ…
切り離されても心を繋ぐ静寂の集い。
テレビ番組の撮影で北ギリシャの国境地帯にある寒村を訪れたアレクサンドロスは、入国許可を待つ難民の中に10数年前に失踪したと思われていた大物政治家らしき男を発見。…
「国境が人を狂わせる」
国境、難民…日本に住んでる自分にはあまり実感することのない概念。
アンゲロプロス監督、すみません!勉強不足です!
やっぱりあの結婚式が印象的かな…。あと、政治家の奥さん(?…
05/21/2022
個人的にアンゲロプロスの作品は当たり外れがある.『ユリシーズの瞳』『永遠と一日』は私の中で大傑作だけど,『エレニの帰郷』は駄作だったし,『蜂の旅人』も微妙だった.『こうのとり…
意識高い系ムード映画。
映像はすごく美しいんだけど、一つのシーンが長すぎて、見せ場なのはわかるけどくどいしあざとい。はいはいもうわかりましたと言いたくなる。
ストーリーもよくわからないんだけど何とな…
テオ・アンゲロプロス監督作。
人間が勝手に定めた目には見えない国境が人々を引き裂く。
国境はアスファルトに引かれた白線だけではない。河川もまた、自然の形をした国境としての機能を果たす。河川(国境)…
ここではないどこか、私の求める私
それを探し続けて人はいくつもの“国境”を越えてゆく
これもまた様々な想いと余韻の止まない作品でした
寄り添う気持ちも、敢えて黙して尊重を優先する気持ちも、やさし…
アンゲロプロス監督の良作映画!! 重い雰囲気ながらも全体的に美しい光景が多かったです。
テーマは国境と難民問題。ギリシャ国境には「待合室」と呼ばれる移民としての認可待ちの人々が暮らす街があり、かな…