トルストイの代表的作品「アンナ・カレーニナ」(1877)の三度目の映画化。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の戦後代表作。
1870年代ロシア。政府高官カレーニンの妻である美貌のアンナ(ヴィヴィアン・…
伏線を至る所に張っていて痺れた。出演者の全員演技が生々しくて、ナレーションや心の声が無くてもどう思っているのかどう言う人間関係なのかが手にとるように分かり、非常に見応えがあった。
これを撮影した頃ヴ…
キーラ版は昔観たことがあったけど、こちらはまだ未鑑賞だったので。
アンナにあまり共感できないのでストーリー自体にはそんなに惹かれないのだけど、世界観は美しくって好き。
ヴィヴィアンの美貌が映えてい…
デュヴィヴィエは都会と閉鎖の狂気を描かせたらピカイチなので、リョービンがとにかく浮いちゃって笑う(あとまあ、戦争の話なんかも描かないよねえ)
アンナカレーニナもの映画は初めてだが、ヴィヴィアンリーは…
来月シアターコクーンで、舞台「アンナ・カレーニナ」を観るというタイミングで、早稲田松竹で映画が観れると知って行ってきました。
愛のない結婚生活を送る貴族夫人アンナが、若い伯爵との道ならぬ不倫にのめ…
劇伴が少しやり過ぎな感じもしたし、終盤のアンナによるモノローグ的な台詞がいかにも芝居臭かったり色々気になるところはあった。
編集が雑で、場面転換が唐突な印象がある。『アンナ・カレーニナ』なんて大作(…
トルストイの傑作『アンナ・カレニナ』の3回目の映画化。
原作が原作だからか、古さは感じられず。
過去に観たものと比べて、話が分かりやすかった印象。
ラストはかなり直接的な描き方をしていて、分か…
いつだって愛を感じていたい女性の生涯を描く。容姿に自信を持ってきたからこそ中身が伴わないと後から何も残してこなかった自分に後悔する。老いと共に消えていく需要、若さを武器にしていた過去の自分と現実との…
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