たそがれの女心に投稿された感想・評価 - 11ページ目

『たそがれの女心』に投稿された感想・評価

2017.2.24@シネマヴェーラ渋谷
《愛と哀しみの迷宮 メロドラマの深き谷を歩め》

指輪、階段、反復すること
moku

mokuの感想・評価

4.7

クローゼットの中の衣装や小物を映し出してく冒頭からの流れからしてため息ものでしたよね。

ただ、わりと夫のシャルル・ボワイエ目線で観ちゃってた感じだったのでな。


<愛と哀しみの迷宮 メロドラマの…

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Snow

Snowの感想・評価

3.2

とある耳飾りの運命
何回もの売払いと買取りを経て何人もの手を通過して最後に行き着いた場所は教会の祭壇
それが劇中の彼女•旦那•愛人だけではなく我々すべての人間のあり方でもあろうか

本作はメロドラマ…

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7子

7子の感想・評価

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女の人が、自分が他人を不幸にさせてるんだっていう自覚をもった瞬間を見ると、なんか安心しちゃう。
dailyfroth

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3.5
ルビッチの悲劇と喜劇を混ぜた感じで外交官がジミー・ペイジに似てるなあと思いながら観ていた。
t

tの感想・評価

4.1

‪イヤリングをめぐる円環構造と階段の上り下りを執拗に映す流麗なカメラの動きがブルジョワたちの色恋を盛り上げる。手紙が雪へ移り変わるとこも洒落ててすばらしい。
気儘な美人マダム、ダニエル・ダリューの「…

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侯爵すっごいいい人なのに!報われない扱いが可哀想。妻との言い争いを避けるために「今夜は女優の話だけにしよう」と話題を変える気遣いも素敵でした。@渋谷シネマヴェーラ
仏の顔も三度までと四度目の正直。背徳の耳飾りを再びつけた姿を夫にみせる場面の、それを巡る因縁だとか虚飾だとか憐憫だとか、そんなんひっくるめて露になるの堪りませんわ~
spacegomi

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4.3

オフュルス③

次から次へと人の手を移る耳飾りが人物を結びつけ、メロドラマを紡ぎ、また、破滅へと導く。宝石商が同じ耳飾りを何度も夫に売りつけるのが最高。流れるようなダンスシーンのカメラワーク、長回し…

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『祇園囃子』
『西鶴一代女』
『近松物語』
『雪夫人絵図』
を久しぶりに再鑑賞。
あれ?と思い公開年を調べてみると、本作品を含めオフュルスが代表作を連発した時期は溝口監督のそれと重なっています。

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