処女の作品情報・感想・評価

『処女』に投稿された感想・評価

ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

仏語の原題は『妹へ』、英題は『太った少女』。邦題の『処女』そして美しき姉のロキサーヌ・メスエダがメインビジュアルというルッキズムの作為性。妹アナイスのまなざしは中世の宗教画のように鋭い。女性の肉体は…

>>続きを読む
姉妹で処女喪失を競う映画。
喪失した処女をやり直すための破壊的エンディング。
SyonL

SyonLの感想・評価

-
不気味な時間配列と予想を遥かに越える幕切れ。
これ程の終わり方は他に見当たらない。
環奈

環奈の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

突然の暴力による破壊、ではなく再構築なのこええけど自分が求める暴力の定義とは違ったな
ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

4.2


外見内面すべてが表裏一体、まるでツインズみたいな姉妹の処女喪失の物語。
ロリータな色気 あどけない気怠さと瑞々しさを兼ね備えた好対照の天使みたいな姉妹の愛らしさ、
蕾が花開く直前のもやもやとした疼…

>>続きを読む
あ

あの感想・評価

4.7
まさかの二本連続陰鬱バカンス映画。
不穏さマシマシの高速シーンであったり、比喩表現の巧さだったり傑作と評価しうるんやけど、まじでラスト厭だったわ。
mokamanco

mokamancoの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます


全ての女性は個々それぞれに美しく何人もその外見を貶める権利は無い。
という真理は、現代において常に根拠の無いコマーシャリズムに支配された美意識によって踏み躙られている。
(妹のふくよかな身体はルネ…

>>続きを読む

ふたりの姉妹、美しいロキサーヌではなく太っちょのアナイスがメイン、というか、ふたりでひとりのカトリーヌブレイヤか。処女喪失に対するお互いの願望の相違、現実逃避のバカ喰い、プールでの妄想芝居。「今度は…

>>続きを読む

[] 70点

2001年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。カトリーヌ・ブレイヤ長編七作目。15歳のエレナと13歳のアナイスは姉妹。愛憎混じり合う目線を投げ合う二人は、スリムでゴージャスな姉と平凡で…

>>続きを読む

『本当に若い娘』監督による、これまたとんでもないフランス映画!

姉妹とか母親との関係とか、女性監督らしく女性を上手く嫌らしく描くなぁ~

よくある思春期映画かと思いきや、フランスだからきちんと突然…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事