間接的に夫の命を奪った男を許し愛することはできるのかという傑作メロドラマ。男女の間にある乗り越えるべき障壁はデカければデカいほどいい。中途半端に開いたままの扉と影にドキドキする。キャットアイフレーム…
>>続きを読むダグラス・サークの演出はどうしてこうもすごいのか。大映ドラマの如く次々と用意された試練を経て改心し功徳を積んで救済されるご都合主義的な物語がこの上なく素晴らしく感じる。原作はルター派牧師によるものだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
感傷的なショパンを感傷的な場面で使う、正に原義通りのキッチュ!!
若大将みたいな外貌をして、初っ端から青大将的な事故を派手に起こす道楽息子の主人公ロック・ハドソンが、これまた『乱れ雲』の加山雄三を…
【ショパンの調べ🎹】
ジェーン・ワイマン✖️ロック・ハドソン共演という意味で『天は全て許し給う』の逆バージョン的設定のメロドラマ。
主演のロック・ハドソンがアメリカ的なマッチョ男性(幾分、記号的…
カーク・ダグラスからのダグラス・サーク!
これまた素晴らしい映画に出会った。
メロドラマの巨匠ダグラス・サークの作品。
ショパンの「別れの曲」はズルいよ。泣いてしまうよ😢
主人公ボブはボ…
劇中にハックルベリー・フィンが川を下る話が出てくるが、サーク映画のアメリカに川は流れない。八方塞がりの現実を、美しい湖が反射している。
善行を重ね、奇跡が起こる。聖職者だった原作者が自分の地元で行…
日本には成瀬巳喜男、アメリカにはダグラス・サークがいる。映画ウマ過ぎ夫さん。
ベッタベタのご都合主義という名の超高速弾丸映画。私が先に観た後の『天が許し給うすべて』と遺作『悲しみは空の彼方に』に比…