ロルナの祈りに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 5ページ目

「ロルナの祈り」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

3.5

評価が難しい作品だ。相変わらず無駄な部分を削ぎ落として、政治的メッセージを愚直に(良い意味でも悪い意味でも)伝えて来るところは流石ダルデンヌ兄弟といったところ。だが、その愚直さはストーリー的な旨味や…

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mi

miの感想・評価

3.7

ダルデンヌ兄弟史としては、初の大人の話ということになる今作。
移民問題もテーマとしており、従来の社会の底辺よりも暗澹とした雰囲気が終始漂っている。
字幕についた“ ”が重要な意味を持ち、罪悪感に苛…

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説明せずに状況を伝えるのがうまい。不自然なセリフなどないッ!!流石だ、だる田兄弟!!またもや社会から溢れてしまった者の話。

なんかドランの作品と似たようなものを感じる。ドラン自身もダルデンヌ兄弟の…

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loyun

loyunの感想・評価

4.0
少しユラユラ揺れる長回しの映像が印象に残った。内容は、明るいというより少し鬱め。物語が進む中で移り変わるロルナの表情とか、行動から受け取れる彼女の想いとか、映し出される表現が繊細で引き込まれました。
kaz

kazの感想・評価

3.6

良くも悪くも相変わらずなダルデンヌ監督の作風なんですけど、今作は一風変わった印象も受けました。

好みは真っ二つに分かれそうですが、個人的には淡々と観ているのは嫌いじゃないので毎度見入ってしまいます…

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ザン

ザンの感想・評価

3.7
深い。いると信じる体内の存在は彼女自身のアイデンティティか。
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.8

 アルバニアからベルギーへ渡ったロルナ(アルタ・ドブロシ)は、ブローカーのファビオ(ファブリツィオ・ロンギオーヌ)の手引きで、麻薬中毒のベルギー人クローディ(ジェレミー・レニエ)と偽装結婚する。ロル…

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Ridenori

Ridenoriの感想・評価

3.8

ダルデンヌ兄弟が描く、愛の奇跡。
にして第61回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品

ベルギー国籍を得るために麻薬中毒者のクローディと偽造結婚した主人公ロルナ。最後は証拠隠滅のために過剰摂取で彼を殺害す…

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外国人との偽装結婚に手を染める主人公ロルナが
途中から女神のように思えてきた。

ベートヴェンのピアノソナタ32番第2楽章。
これまでのダルデンヌ兄弟作品で、
初めて音楽を聴いた気がする。
Dye

Dyeの感想・評価

4.0

偽装結婚相手への想いと自責の想いが女を想像妊娠させ..

全体的なメッセージは、必ずしも子どもに対して言われる母性ではなく、女の本質的な愛としての母性、その大きさ・奥ゆかしさでしょうか。

薬物中毒…

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