パングロス

aespa: WORLD TOUR in cinemasのパングロスのレビュー・感想・評価

aespa: WORLD TOUR in cinemas(2023年製作の映画)
4.1
例によって、K-POP 初心者ですが、
「映画館で一から勉強だ!」の勢いで、
『aespa: WORLD TOUR in cinemas』を観に行ってしまいました。

aespaに関しての知識はほぼゼロかなと思いながら、観はじめました。

あぁ、メンバー、たった4人なんだ。
割と人数、少ないんだ。
とか、
韓国語の歌詞ばかりかな、幕間のメンバーの談話(「展覧会の絵」方式のプロムナード部とも言う)も韓国語だけだから、4人とも韓国人なのかな、
などと思いながら視聴していたら、
中盤に差し掛かるあたりで、メンバー一人一人を丁寧に紹介するコーナーが始まりました。

1人目 KARINA ユ・ジミン
2人目 WINTER キム・ミンジョン
3人目 GISELLE 内永枝利
4人目 NINGNING ニン・イーチュオ

あぁ、そうか、
カリナ、ウィンター、ジゼル、ニンニン
って名前なら確かに聞いたことがある。

ジゼルが日本人(父が日本人、母が韓国人で、韓国生まれ、日本育ちで、国籍は日本)、
ニンニンが中国人(黒竜江省ハルビン出身)か、‥‥

そう言えば、ジゼルが日本人だっていうのは聞いたことがあったぞ。

なぁんだ、多国籍グループだったんだ。

細面、キツネ顔系のカリナとウィンター、
丸顔、タヌキ顔系のジゼルとニンニン、

うん。
これで、顔と名前がわかった!

前半までは、メンバーの名前が分からなくて、
ダンスは手の動きに特徴があるな、
ヴォーグダンス(ヴォーギング)系を取り入れているのかな?
ガールクラッシュ味は少ないのかな?
ぐらいの感想しか持てなかったのが、
ひとりひとり分かるようになると、
一挙に楽曲のパフォーマンスの解像度もあがった感じ。

ジゼルのソロ『2HOT4YOU』以降、どんどん引き込まれる感じになった。
うん、
ラップ(シンギングラップ)基調でカッコいいやんか。
英語歌詞が分かりやすい。
かなり好きだな、
ダンスもすごく楽しそうで、リズム感が身体のなかから自然に出て来る感じで、観ていて気持ちいい。

ニンニンソロの『WAKE UP』も、ラップ基調のヒップホップ曲やん。
これも、いいなぁ、

なんだ、4人ともラップできるんだ。
すごいなぁ‥‥

あっ、コンセプト、全然ガールクラッシュじゃん。
カッコいいなぁ‥‥

うん、
2023年のaespa初のワールドツアーのうち、ロンドン公演を選んだわけも、これで何となく分かった気がする。

aespaが真に世界のファン=MYに熱烈歓迎され、グローバルグループとしての真価を見せつけてくれるのに最適なのが、ツアー終盤のロンドンだったのかも知れない、‥‥

というわけで、後半は、すっかりハマって、全楽曲楽しめました。

aespa、かなり好きになりました。

楽曲もさることながら、幕間=プロムナード部の構成が素晴らしく、私のような初心者にも親切な構成、
たとえば、おしまいの方でファンダムMYについてメンバーが語るパートの次の楽曲では、会場の多人種なMYたちの熱狂する姿を映すとか、
とても良く考えられた構成になっていて感心しました。

きっと、これからは、彼女たちの活躍を自然と追えるような気がします。

以上、K-POP 初心者によるaespa in cinema 鑑賞報告でした。
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