みやしゅん

ありふれた教室のみやしゅんのネタバレレビュー・内容・結末

ありふれた教室(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

胸くそ過ぎて映画観てる最中に、耳鳴りするくらいにはストレスフルな映画。

主人公とは同業種なので、この映画のタイトル「ありふれた教室」は本当にそのまんま。まじでありふれてる。

終始息が詰まる感じがすごい。画角も狭いから圧迫感すごいし……とにかく、99分が超絶長く感じたくらいリアル。世界的な問題なんだな、と思いつつ、胃が痛くなりました😂

序盤に映し出されるのは「これは教師の仕事か?」と、実際の当事者たちが感じているシーンばかり。授業のことなんて時間ないからプライベートを削るけど、それでも押し寄せるキャパオーバーの仕事量。そんな中で主人公は本当に上手に学級経営してる…周りの先生よりも子どもに寄り添ってるし。

だからこそ、そこからの展開は地獄そのもの。子どもは悪くない。悪いのは大人、それも心の底から思う。だって、最後のルービックキューブのくだり、主人公とオスカーは心通ってるもん…とはいえ、最後のオチも「まだまだ続く」感満載で、最後の最後まで胸くそ。

あーーーーーーーー。
みやしゅん

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