心の中の忘れられない人に想いを馳せる映画
劇中に登場するけど、岩井俊二監督の『Love Letter』を知ってるからこそ伝わる
、あの映画のあのノスタルジックな雰囲気が漂う作品。そして、自分自身が、本作のジミーと同じような経験があるからこそ、終始思い出して感傷に浸ってしまった。最後の方は静かに泣いた。
『余命10年』と同じくベタベタのベタな演出が続くんだけど、それがめちゃくちゃ良い😂何より、藤井道人監督×昔から演技が好きな清原果耶×『僕と幽霊が家族になった件』で注目していたシューグァンハン…この化学反応がとにかく良い。あと台湾キャスト！
多分キャスティングが何から何まで大当たりゆえに、何でもないシーンで泣けてくるタイプの映画。江ノ電の場面で最初のウルウルがはじまってしまって、自分でも訳わからなくなった…😂
公開中にもう一度観に行きたいな、と心の底から思える作品でした。書きたいことは無数にあったはずなのに言葉が出てこないので、きっとこの映画は心のシャッターをきって、大切にしまい込んでおく映画です。
