このレビューはネタバレを含みます
ジェームズ・ファロン氏/神経科学者は、精神病質＝サイコパスの脳の構造上のパターンを探していたところ、なんと自分が精神病質の脳の持ち主であることが判明。
また、彼が行った脳のMRI 画像の分析で、アメリカ史上最も恐れられたこの5人の連続殺人犯＝シリアルキラーの脳は
・テッド・バンディ
・ジョン・W・ゲイシー
・ジェフリー・ダーマー
・リチャード・ラミレス
・チャールズ・マンソン
見事にその特徴（脳の前頭葉のある部位の損傷）と一致していたそうです。
「精神病質＝サイコパス」とは、共感性の低さ・自制心の欠如・大胆さなどに関連する先天性のパーソナリティ障害と言われています。
⚠️サイコパス＝シリアルキラーではないです。念の為。
さて。
見応えありました。かなり面白かったです。
平成ガメラ３部作やデスノートなどでお馴染みの金子修介監督のインタビュー動画を観ましたが、大ヒットした原作を中国で連続ドラマ化されてる作品が既にあり、それを2時間の映画にしてくれないかとオファーがあったそうですが、脚本家と話し合っても、どうやっても3時間くらいの尺じゃないと伝わらないし、中国と日本の環境や社会情勢の違いからリアリティの無い映画になってしまうといった障壁を越えるのが難しかったとの事。
また、他の方のレビューには、演出が古い？とか否定的な評価が見受けられましたが、子役の、朝陽、夏月、浩役の３人はオーディションで選ばれ（全ての映画がそうであって欲しいですね）、３人が成長して行くのを楽しみに観ていたし、彼等の今後のキャリアが、特に次の作品の成長がとても楽しみだとおっしゃっておりました。
ネタバレ厳🈲作品なので、詳細は書きませんが、ずっと正体不明の違和感を覚えながらストーリーが進んで行きます。この感覚を、ある人は演出が古い？と感じたのかもと思いましたが、途中で、交換殺人が成立してない事に気が付くと違和感の正体にも気が付きます。
夏月がコトを終えた時に朝陽にするハグと、これから決着を付けに行く時に足を止めて振り返るシーンが最後の手紙に繋がって切なかったです。
お勧めです💮
GOLD BOY …G が取れると、OLD BOYか …
続編あるのかな？
