ウェス・アンダーソン監督×ロアルド・ダール原作の短編映画第3弾。
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ネズミ駆除男についての物語なのだが、何が言いたい話なのかあまり良く分からなかった。ストーリーの面白さは正直微妙。
ただ、映像は興味深い。ネズミのストップモーションや、ネズミを掴んでいる体のパントマイム、ゴダールのように静止画を繋いだホラーシーンなど、多彩な表現技法が用いられていた。
イギリスを代表する実力派俳優レイフ・ファインズが、こんなにも"見窄らしい"役を演じているのも意外だった。
観る順番は少し前後してしまったが、これにて全4作完走。登場人物がナレーターも兼ねているのが特徴的で、"朗読スタイルをとった演劇風の映画"という趣き。これまでとはまた一味違う面白さがあった。
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