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異人たちのlabyrinthのレビュー・感想・評価

異人たち(2023年製作の映画)
2.9
山田太一さんの小説『異人たちとの夏』
を日本で映画化されてますが、それを見ずに、情報ゼロで『異人たち』を見に行きました。

ザックリ言うと、
始まりから終わりまで静かなワントーン的な大きな波風がない映画でした。
ファンタジー?世にも奇妙な物語的な感。
孤独、精神的な救いを求める主人公とある男の話。

記憶に残らない映画となめてましたが、
言葉での表現でなく、映像の表現、例えば窓に映る自分(主人公)孤独感がずっしりと入ってくると言うか・・・記憶に残りました。

ラスト、現実を受け入れ、マンションに戻り、パートナーとの悲しいラストシーンには・・・・・いたたまれなく涙でした。

終わりのシーンで流れる曲
『The Power of Love』

・・・君を死神から守る 君のドアから吸血鬼を遠ざける・・・

色々ラストシーンで涙しながら、この後の主人公のストーリーを想像しました。
もう1度再確認で見たい映画です。

ストーリー、
ロンドン。
周辺は静かな街、その街に立つタワーマンション、誰と関わることもなく孤独な一日を繰り返す脚本家の主人公。
幼少期に交通事故で両親を亡くした後、孤独な人生だった。
ある日の夜、同じマンションの6階に住む男ががチャイムを鳴す。
その男は酔っている、お酒のボトル片手に。
(面識なしの男がなぜ?)

『一緒に飲まない?』

主人公は、面倒なので断ります。

シーンは変わり、脚本のネタ探しに主人公は電車に乗って、子供の頃に家族で住んでいた郊外の一軒家に訪れます。昔のままの両親が出迎えてくれました・・・・・
がザックリ前半ストーリーです。

ちなみに日本の映画と今回の映画の違いは、
日本の映画では、主人公のマンションに夜訪問するのは女性でしたが、今回は男性に。
あと違いは、現代風に主人公とパートナーがゲイに設定。

時間があったら見てね🎵オススメ映画です。
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