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ミッシングのlabyrinthのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
3.1
まず映画『空白』を思い出しました。

さきの見えない。
娘が生きてるのか?
希望がゼロでない先の見えない・・・先が見えないから唯一の救い!?。

ストーリー、
子供が行方不明の状態からのスタートです。
行方不明の子供を思う夫婦の活動とそれを追うテレビ局の記者。
疑われるヒロインの弟。そしてsnsの心ない言葉・・・
子供は見つかるのか!?が、ザックリほぼストーリー。

石原さとみ感を出してない、マジに被害者の方々なのか?と錯覚する演技。
ヒロインは、スタートから常にヤバイぐらいパニック状態で、子供を思い涙涙で居ます。
(見てる私も引くぐらい異常パニック)
夫は、冷静感の温度差。
(多分夫婦共々パニック状態ではダメだとお思い冷静でいる)
でも、ヒロインは『温度差がある‼️』
と罵倒する発言が多くでてきます。
(この二人を見てると辛いです)

あと、事件を知る者が当事者のバックで『私は僕は他人事』そう感じ取れるシーンがでます。
逆に笑えてしまうような発言に動き。
現実起きたら・・・そうなんだろうなぁ・・・と感じた。
特にカメラマンの発言。
インタビューで、ヒロインが胸の内を話してるときに『なんでもないようなことが幸せだったと思う』と発言あとに、カメラマンがヒロインの辛い発言にたいして『それ虎舞竜を想像する』の突っ込むシーン。

そして、ヒロインが記者と感情むき出しに話してるときに、ヒロインの前で配ってた紙を丸めて下に起き、カメラで丸めた紙をインサート撮りながら待つシーンは『僕は関係ない。他人事。お仕事だから』と言うことなんだろうなぁ・・・なんとも言えない・・・・・辛い。
これは映画をみて目撃してください。

ラストシーンでの夫が初の感情出して崩れて泣くシーンは、いたたまれなく涙です。
そして、事件経過2年間たっての弟の謝罪と涙は、ずっと2年思い続けていたのだろうなぁ・・・と思うと辛くなります。

一番の凄い演技力‼️石原さとみはどこ行った?と思える強烈に記憶に残るシーンが、
『子供が見つかった』と聞き警察署に向かうと、それは心ない人の嘘の電話だったことを知ったヒロインの1場面です。
ヒロインがショックのあまり狂ったように泣き尿失禁してしまいます。
ほんと、ショッキングな凄い演技力にびっくり。素晴らしい。

唯一笑えたシーンは、
テレビ局の記者が、小学生に声をかけて、最近変な人に声かけれてない?と聞くと、記者に指差すシーンは唯一笑い。
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