このレビューはネタバレを含みます
『偶然です。恐ろしい偶然です。恐ろしい偶然が何度も重なったんです。』
~犬神佐清・犬神家の一族
犬神家の一族と容疑者Xの献身に、名探偵も天才数学者も出てこなかったら、やっぱりどんどん事態が悪化しちゃうよねーっ的な胸クソ映画とでも称しましょうか。
ちょっと残念ながら私の好みではありませんでした。
韓国(だけじゃないでしょうが)が抱える、
介護
認知症
格差社会等々
主人公・ムンジョンの自傷行為のシークエンスで始まる映画なんて穏やかじゃないっすよね。ちょっと楽しめないです。
それと、メインビジュアルに記載されている、
“半地下はまだマシ”
は、注目度を上げるために、配給会社が付けてしまったコピーだったんでしょうが、くぐれる程高くハードルを設定してしまってますね。敢えて比べるモノなんて設定しなくて良いと思うのですが。
半地下の件に引っ張られなければ、重厚なテーマの良い映画なのだから印象違ったかもですね。
息子で先生のアイツ、本当にクソ💢