【OUTLINE】
大切な人の死、悲しみ、久々の再会、家族や友人の絆。言葉の少ない物語で描く、めぐる命と世界のお話。
【REVIEW】
画にはなるから個人的には好きだけど、あまりに長回しが多いなと思っていたら監督がもともと写真家なのね。そう思うとすごく腑に落ちる映像だった。
動かないもの、話さないものに意思・意味を読み取り、世界を素敵に切り取る視線。これこそ写真家の生き様だし、世を幸せに、愛情深く生きる1つの秘訣な気がする。
それを体現したような作品なので、特段大きな動きがある物語でなくとも、心に残る。
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