都会/田舎、居住者/移住者、人間/動物、親/子などいくつもの対になる構造を持ったミニマルでアンビエントな作品。濱口作品の中では比較的コンパクトで、水挽町の美しい森のショットが時間の経過とともに徐々に…
>>続きを読む途中で部外者達は急に長野側に歩み寄る気のいい態度に変わる
わかりたい、共存したい
だけど車の中での鹿の話で、部外者は何気なくかもしれないけど、「鹿はどこかへ(行けばいい)」ような、結局人間本位の解答…
山わさびのシーンでまずギクッとした。怖いシーンが多い。
コンサルは虚業、コンサルは何もしないことで金を得ていると声高に叫んでいた友人のコンサル就職が最近決まったこともあり、例のシーンでは声が漏れる…
美しい映像と音響による静謐さ。赤と青のイメージやブツ切りの劇伴といったゴダール作品への目配せ。中盤の会話劇の面白さ(説明会、事務所、車中のシーン全部が良い)。張り詰めていく緊張感と唐突で衝撃的な結末…
>>続きを読むさすがの会話劇、たのしいし心が動く。
タイトルを提示されて観ると善悪を探しながら観てしまう、BRUTUSのインタビューを読んでされてやったりだと。
「どう解釈していただいても構わない、というのが…
このレビューはネタバレを含みます
物語に絡まない何でもないシーンをずっと映し続けたり、背景の音楽を急に途中で止めたりと変な編集が特徴的。何でもないシーンは自然物を映していることが多いから、タイトルの「悪は存在しない」って自然界には…
>>続きを読むびっくりしたー。ここで終わる?でもそれを決意した方を支持したい。
主人公が開発される地域に住む人なので、グランピング会社が侵略者という構図にはなるけど、この映画を渋谷で見てる自分ってグランピング会社…
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