このレビューはネタバレを含みます
[体験のためにわざわざ赴くこと]
最初の森を見上げるショット…空が白いため、時間帯がわからないし、幻想的。その後、巧が迎えにくるが、その時の空とも違う。はなは違う世界にいるようにも思える。
タイト…
個人的に自分がひとつの大きな創作を終えて、
映画を観ようと思ったけど何も刺さらずこれは中途半端なものだと自分が受け入れられないのかもと思ってどうしても観たかった作品。
いま観たかったものだった。
美…
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冒頭から最後まで、画面の切り取り方、写し方が綺麗すぎて魅入っちゃった。カメラワークもアングルも遊びがあるし、冬の森という自然の美しさも相まって目が喜んでた。画面から澄んでる空気、水の温度が伝わるなん…
>>続きを読む2024-05 103
キーワードは
のどかな長野県のある山村地
流れる水
そこに住む鹿
コロナ補助金
杜撰なグランピング開発計画
その浄化槽
そこに住む人たちの生活
開発を進めないと会社が…
自然。音楽。映像。芸術。
どこか不気味。
最後は分からないし難しかった
今の世の風刺的だった。
水は上から下に流れる。水と、人を絡めて話してたところ印象的。
待ってって言われて一緒にまったり、…
木立のカットと石橋英子の壮麗な音楽が続き、徐々に人里に近付いて雪を踏む足音と、静けさを貫くチェーンソーが聞こえたときに、この映画のテーマに観客は自然と足を踏み入れる。巧が斧を振るうアングルまできて、…
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花ちゃんの迎えにいつも間に合わない
そして悪びれる様子もない
ずっと違和感を感じていたけれど巧の思考が自然側に寄りすぎて人間ではないなにか、のような存在になっている気がした
均衡を保つためには……
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まず、問題となっているラストシーンは、主人公と鹿の同化というシュルレアリスム的表現ではないだろうか。
作中たびたび登場する鹿、それはときには死体として、ときには花の前に登場する。花の前に現れ、最後で…
物語の舞台は長野県の自然がとても近い場所で、そこにグランピング施設を建てることを目論む芸能事務所が介入していく話。冒頭シーンは特に自分の境遇と重ね合わせてみてしまって、自分のしていることが商業目的で…
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