ひろゆき

悪は存在しないのひろゆきのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
2.0
銀幕短評(#728)

「悪は存在しない」
2023年、日本。1時間46分、公開中。

総合評価 40点。

時計を見ましたね。寝て起きて寝て起きて、そしてしばらく経ってから。はなしが進まないから。

ここフィルマでは軒並み高評価ですね(4.1点)。しかし口さがない私にいわせると、この映画には いわゆる「オリジナリティ」を感じさせる何かが、なにもないですね、まき割りの長回し以外には。正直なところをいうと、他作をパクリパクリの「パクリ映画」ですよ。やや上品にいうと「全編オマージュ満載映画」です(上品かな)。ちょっと最近、わたしの感性は、マジョリティのみなさんとずれずれですね。でも、マイノリティをないがしろにしてはいけないことは、下の予告で述べますよ。


(おことわり、というか いいわけというか予告)

前回出の専門語「クィア」(少数派の人びと)について。きょうの内(うち)におまけを書いて、「異人たち」(#727)の稿をあらためようという野心をもっていましたが、この映画(#728)にうっかり手を出したために、時間がなくなって未遂に終わりました。じつは、すこしは執筆中でありますが、つい買った参考図書をあまりに参考にしすぎているため、それこそ「オリジナリティ」のほぼない、わたしの卒論同様のコピペおまけになりつつあります。あすから仕事が再開するものの、あと一週間くらいをめどに なんとか箇条書き程度には仕上げて、アップしますよ。きょう中の校了見込みをほのめかした方には 申し訳ないかぎりです。さらには、この文は夜11時すぎのコーヒーカウンターでエスプレッソを飲みつつ、常連客と冗談をいい合いながら ちまちま書いています。誘惑に弱い、易きに流れる、惰弱な性格です、わたしという人間は。まあ開き直りですね。オマージュではありませんよ。


遅まきながら、「異人たち」の回で クィアを論じました。
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