にっきい

ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版のにっきいのレビュー・感想・評価

1.2
マリギット・イブリン・ニュートンさん、スレンダーなんだけど脱いだら結構おっきいおっぱい。

古いゾンビ映画が4Kでリバイバルするとネットで見つけて楽しみにしてた映画。
京都では上映無かったので大阪まで行って来ました。

スイート・デス計画の話し。
冒頭、どっかの工場で実験中に緑のガスが漏れ出して職員が次々ゾンビ化。
ゾンビものでは良くあるパターンだけど王道展開ににやにや。
そしたら次のシーンでいきなりどっかの国の大使館にテロリストが立て籠ってるのを特殊部隊が制圧するシーン。
ゾンビはどこ行った?
特殊部隊が主役なので凄さを観せたかったんだろうけど、アクションはゆるゆるだし、突入したら問答無用で発砲するし、むしろダメっぷりが強調されただけ。
で特殊部隊が次の任務(本人たちはバカンスのつもり)で行ったのが、ガスが漏れた工場の制圧。
そこにTVリポーターたちが合流して化学工場を目指す珍道中。
コメディじゃなく真面目にやってるから腹立つ。
まずゾンビが死ぬほど弱い。
取り囲んでもまず逃げられる。動きが遅すぎる。
だからゾンビの中に突っ込んでいって、散々ゾンビを煽っておいて逃げてくるシーンが何回もある。
対する隊員は頭が弱いのか?
ゾンビの頭が弱点と分かってからも、延々と腹を撃つ。
しかも狙って撃つんじゃなくて乱れ撃ち。
凄腕特殊部隊設定はどこ行った?
1番酷いのは秘境感を出すために、やたらと自然ドキュメントから引用して来た動物の映像を挟む事。
ストーリーに全く関係ないし、多分全カットしたら30分くらいは短くなる。
原住民のシーンもドキュメント映像と役者が演じてるのを交互に映すから、明らかに部族が違うのが混じりまくり。
最初はジャングルの奥地に向かってる感出すために、そう言う動物や原住民の映像入れてたのに、奥に進むほど近代的な家が出て来たり、ジャングルの奥地なのに工場があるのが孤島とか意味不明。
ゾンビが弱すぎるので襲われても犠牲者が殆ど出ず、半分以上生き残った状態で工場に着いちゃうもんだから、急に死亡ラッシュで雑なラスト。
美人TVリポーターが殺されるシーンは舌抜かれたり、目玉飛び出したり見応えありましたが、後はグダグダな酷い映画でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年8月20日
鑑賞回:17:35〜19:20
劇場名:シネマート心斎橋
座席情報:シネマ1 J-6
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:103分
備考:TCGメンバーズ割引
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