にっきい

ティファニーで朝食を 4Kのにっきいのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)
3.3
もしかしたらヘップバーンより猫の方が可愛い?

40年くらい前、多分人生で初めてオードリー・ヘップバーンを見た映画。
当時恋愛ものなんて全然見なかったのに面白かった記憶。
劇場で観るのは今回初めて。

気分が"赤く"沈んだ時はティファニーに行く話し。
冒頭でタクシーを降りたヘップバーンが、Tiffany & Coでウィンドショッピングしながらパンとコーヒーを食べるシーンがタイトルになってる。
どんなに上客でもTiffany & Coが朝食を提供するなんてサービスはしてないそう。
(今はダイニングスペースがあるらしい)

ニューヨークに越して来たポールは、同じアパートに住むホリー(ヘップバーン)に出会う。
自由奔放で危なっかしいホリーが気になり、次第に惹かれていくのだが、ポールは金持ちの愛人で…、って話し。

オシャレなラブストーリーって記憶だったんですが、めっちゃコメディ。
しかもまるでドリフターズやよしもと新喜劇みたいにかなりのドタバタ。
それまで清純派だったヘップバーンが初めて清純派じゃない役をやったそう。
詐欺まがいの事で男から金巻きあげたり、訳アリの老人の面会に行って金を稼いでる。
何時も大きな事を言ってるけど、それを本気で信じてるから"本物のニセモノ"と呼ばれてる。
流石に下着姿とかは無いけど、結構際どい格好してるシーンが沢山あります。
まあヘップバーンのあの美しさで騙されたら、許しちゃうけどw
劇中ヘップバーンがTiffany & Coの事を
「ここには幸せしかない」
って言うんですが、まさにそんな場所として描かれてます。
ポールがプレゼントをしようとすると、ホリーが持ってる現金で買えるものにしろと言う。
ポールが持ってたのが10ドル(当時のレートだと3000円くらい)。
当然Tiffany & Coでそんな値段で買えるものは無いんですが、そしたらお菓子のオマケの指輪に名前を刻印してくれると言うんです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年4月27日
鑑賞回:9:50〜11:55
劇場名:京都シネマ
座席情報:シネマ3 H-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:115分
備考:午前10時の映画祭14
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