にっきい

無名のにっきいのレビュー・感想・評価

無名(2023年製作の映画)
3.0
予告見てスパイ・ノワールだと言う事で楽しみにしてた映画。
予告見てるのに勝手に韓国映画だと思い込んでたけど。

フーは日本食が苦手、って話し。
同じ中国のスパイ映画『崖上のスパイ』は誰が敵で誰が味方か分からないスリリングな展開で面白かったんですが、今作は心理戦が過ぎて考えが全く読めず、更に先に結果を観せておいて、後から過程を観せたりと時間軸もバラバラで、さっぱり何やってるのか分からない。
しかもクライマックスまでほぼ会話だけ。
物凄く淡々と進むので集中力が途切れて眠気がやってくる。
いつもメモ取りながら観てるけど、今作はそれすら出来ないくらい理解出来ませんでした。
レビュー書くのに理解深めようとパンフレット買ったんですが、そこに載ってたストーリーは出来事を箇条書きしてるだけ。
汪兆銘政権、大日本帝国、中国共産党の三つ巴の諜報合戦。
まあ大日本帝国の渡部はスパイのトップなので自分では動かないし、汪兆銘政権の政治保衛部のフー(トニー・レオン)とイエ(ワン・イーボー)は大日本帝国の傀儡政権だし、共通の敵は中国共産党なので表面的には日本対中国。
第二次世界大戦を背景に、友情や愛情さえ捨てて繰り広げられる諜報合戦。
物凄くリアルな世界観なんだけど、日本語と中国語で会話が成り立ってるのだけは何でだろう?
最後の最後、信じる者に裏切られるめちゃくちゃ渋いスパイ映画。

これ観た日(5月5日)は夕方から副業が有ったんですが、帰ろうとして駅に行くと運休!?
京都駅で不審物(四塩化一黄酸と書かれたリュック)が見つかり駅を封鎖してたらしい。
結局危険物では無かったんですが、京都駅はとんでもない騒ぎになってて電車は2時間近く運休。
職場に着いたのは1時間半遅刻でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年5月5日
鑑賞回:14:30〜16:50
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 H-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:131分
備考:会員料金
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