パケ猫パケたん

プリシラのパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

プリシラ(2023年製作の映画)
3.1

『プリシラ』 (2023)
🇺🇸USA 🇮🇹イタリア  113分


●スタッフ

監督・脚本
ソフィア・コッポラ

原作
プリシラ・プレスリー
(『私のエルヴィス』自伝)

撮影
フィリップ・ルスール

衣裳
ステイシー・バタット


●キャスト

ケイリー・スピーニー
(プリシラ・プレスリー)

ジェイコブ・エロルディ
(エルヴィス・プレスリー)


●レビュー🐱

エルヴィス・プレスリーの幼な妻、
プリシラ・プレスリーの自伝的映画📽️

女性目線で描くところは、ソフィア・コッポラらしい題材ではある

映画、及び事実によると、エルヴィスが西ドイツの兵役中に、エルヴィスとプリシラは出会っている

wikiによると、エルヴィスは182cm、プリシラ163cmで身長差がある、映画📽️ではその差がもっと、強調されているみたいで、プリシラは美人👱‍♀️✨なんだけれども、めっちゃチビ

チビですこぶる美人なので、なんだか、『ミーガン』(2023)に似ていると、オイラ🐱連想してしまって、少し怖くて、また、笑ってしまった🐱

しかも、初めて出会った時、プリシラは14歳だったので、中学生だった事に驚き😲‼️

高校🏫を卒業するまでは、エルヴィスは自ら、最後の一線はお預け状態に
あんな美人👱‍♀️✨に、良く我慢が出来たよなぁと感心するよ🐱 まぁ、他の技巧は、色々やってもらったみたいである😻 当然に😻

エルヴィスは、美意識が高くて、プリシラの衣裳にうるさい
まぁ、プリシラはスタイリッシュで、お洒落なイメージが確かにある

そして、芸術嗜好のあるプレスリーは、演技を学んでみたかったようで、マーロン・ブランドとか、ジェームス・ディーンみたいな、演技力のある役者に憧れている

夕焼け🌇が映えているし、拳銃🔫が出てくる、また、マーロン・ブランドなので、『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972)を連想せざるを得ない

プリシラ役の、あどけない笑顔のケイリー・スピーニーは、『ラストタンゴ・』のマリア・シュナイダーを彷彿とさせるものがあるし、また、プレスリーの顔立ち、ジェイコブ・エロルディの顔立ちは、マーロン・ブランドに似ている

影が似合う、彫りの深い顔立ち

だから、プリシラを主人公として、エルヴィスのスターの明るさを消して、『ラストタンゴ・イン・パリ』のマーロン・ブランドの演技を、アクターズ・スタジオ張りに、架空のプレスリーに演じさせる、いわば、プレスリーの夢💤🎠💤をこの映画📽️で叶えているみたいでは、ある🐱

しかし、この試みは分かりにくい演出だと思う、ベルトルッチ・フェチのオイラ🐱が後で、理解できた感じなので

低予算であろう画面が暗い、
そして、話しも暗い、
所詮、身分の違う二人だから、悲恋に終わってしまう

バズ・ラーマン監督の『エルヴィス』(2022)の真逆で、その映画📽️では描かれていない部分が、この映画📽️では描かれている、
また、重要人物である、マネージャーの少佐も登場しない

それは、負けず嫌いな、ソフィア・コッポラらしい処なのだが、プレスリー周辺を題材とするのなら、華美過ぎる程のバズ・ラーマン的な演出が似合うとは思う

何より、ソフィア・コッポラは『マリー・アントワネット』(2006)のキルスティン・ダンストのような、キャピキャピした女性👱‍♀️✨🎂を描くのが上手いから🐱🎵

結果、彼女の題材として、プリシラ・プレスリーは従順で真面目過ぎたなぁ😿


尚、『バービー』(2023)は、ソフィア・コッポラが撮っていたら、映画史パズル🧩的に面白かったと思う、何ら違和感がニャイ🐱🐾



kinocinema 天神📽️(聖地枠)
シアター2

2024ー48ー39