あさま山荘事件を警視庁側の視点から描いている作品です。そのため、事件自体には深い考察を行っておらず、人質や連合赤軍などは全く出て来ないで、警視庁と県警の間の闘いが史実に基づいて描かれている感じです…
>>続きを読む昭和を代表する事件のセミドキュメンタリー。
原田眞人のフランクで情報量の多いセリフが好きか嫌いかで印象変わりそうなんだけど、おれは大好きなのでかなり楽しめた。
犯人視点、報道視点、国民視点が一切ない…
縦割り組織のグダグダ
連携の取れていないチーム
現場の統括リーダーの指示に従わない子チーム
統括リーダーのさらに上の何もわかっていない上層部
ダメなプロジェクトの典型を見ているようで身が引き締まる思…
あさま山荘事件の映画として、この作品と
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 」「光の雨」は見ておかないとなるめぇ……(おまけで「鬼畜大宴会」もどうぞ)
警察官というものは完璧でなくへっぽこである…
このレビューはネタバレを含みます
2023/01/01
家映画初め。
最近ドラマエルピスの影響でドキュメンタリーにハマっている私に、相棒が勧めてきた。
あさま山荘事件。鉄球のイメージしか持ってなかった。
原作を書いた人、事件…
この事件自体は私が物心つく以前のニュースなので、おぼろげにしか知らない。しかしだからこそ、興味が湧いた。
ところが、私が期待したものとは大きく違った。全編、警察側の視点しか描かれていないのだ。しか…
面白すぎてびっくりした。
人質優先、犯人生け捕り、発砲NGという縛りプレイの中どうやって解決するか。
ハラハラ・ドキドキのドキドキ・ハラハラが素晴らしすぎる。
警視庁と長野県警のやり取りもスリルあっ…