【OUTLINE】
2017年、FBIが捜査令状を持って訪問してくる。若き女性リアリティは、FBIの機密を漏らした疑いがかけられており、困惑・動揺した様子で捜査官に対応するが…?
【REVIEW】
映像だけなら、舞台は家の前で話しているか屋内で話しているかの2択。まともにセリフのある登場人物は3人のみ。変わり映えのしない映像だけど、夢中になってしまう。
主演シドニー・スウィーニーの目を離せない存在感はもちろん、実際の会話の記録を忠実に再現したという脚本によってリアリティの動揺や、ジョーク混じりで円滑な捜査を進めようとするFBIの話し方もすベてがリアルな会話としてドキュメンタリーのように入ってくる。
緊迫した空気を漂わせる撮影・音楽の演出も相まって、ずっとドキドキしながら観てしまった。
リアリティってファーストネームは初めて聞いたけど、実在の「リアリティ」さんがあまりに名前に似合っているし、映画のタイトルとしても最高に映えるよね。
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