labyrinth

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のlabyrinthのレビュー・感想・評価

3.0
 最近映画と言えば『戦争』と言うものが、組み込まれてるストーリーが多い中で、先が解ってても・・・ついウルウルって『来たぁ~』作品でした。

小説を映画化、
太平洋戦争83年目に公開日となった憎い演出、
福山雅治さんの曲『想望』が、ラストさらに・・・追い涙をです。
そして、
『初めて愛した人は、特攻隊員でした・・・』この言葉だけでも涙でした・・・・・
もし、
リアルに自分の彼が、大切な人が、死ぬって解ってて戦場に向かうとしたら、貴女は、貴方は、どうしますか?

映画のなかで、いたたまれない気持ちになるシーンをあげるとしたら、

『お国のために若い命を捧げなさる、生き神さまだよ』

『特攻を命令した偉い人も、それに従ってる人たちも、みんな馬鹿』

『特攻なんて自分から死にに行くなんて馬鹿。そんなの、ただの自殺』

『特攻を命令した偉い人も、それに従ってる人たちも、みんな馬鹿』

まだまだこれからの若者が、命を懸けて戦地に向かう、二度と戻れない・・・
この映画の後に、もう二度と戦争は起こしてはならないと強く思う私でした。

ストーリーですが、
父親が亡くなり、昼も夜も働く母親と反抗期真っ最中の女子高校生(3年生)。
『大学行かない!働く!』高校生の主人公は、苦しい家庭事情を理解して言う。
一方的に喧嘩で、家を飛び出す。
近所の通学ルートに有る防空壕跡で、ついうとうと・・・・・
目が覚めると、朝。
外に出ると街は無く畑が広がる・・・・・『え〰️え〰️え〰️』戦時中の日本。
1945年の6月日本にタイムスリップ(ちなみに、同時上映中の『トットちゃん』の時代の丁度偶然後の時代です。連チャンで見ると面白いかもね🎵
主人公は、暑さと空腹で倒れる。
偶然通りかかった兵隊さん(もう一人の主人公の彰)に助けられ、軍指定食堂で女将の鶴さんに食事をお願いし、食べさせてあげる。
そのまま、行くとこもなく、優しい鶴さんの食堂で働くことになる。
日々住み慣れない環境で、主人公はトラブルに巻き込まれるが、もう一人の主人公の彰さんに助けてもらう。心引かれていく・・・・・
しかし彰さんは、もう数日のうちに急に戦地に飛ぶ・・・・・
二度と会えない人・・・・・がザックリ前半ストーリーです。

ラストの彰さんが飛び立ち・・・・・
現在に戻れた主人公が、有るところで彰さんからの手紙を目にして、その手紙を読む・・・・・涙・・・崩れて・・・・・涙。私も涙でした。
labyrinth

labyrinth