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Mado(原題)のねねのレビュー・感想・評価

Mado(原題)(1976年製作の映画)
3.8
アルコール依存症になる前の若きジャック
・デュトロンが、脇役だけど、スーツを着た普通の明るい青年役で登場しててびっくり!半世紀前のそのお姿、なんて輝かしい。そしてもう1人の大物脇役がロミー・シュナイダー。出番が少なくても大物オーラが隠せません。何を隠そうこの2人は当時まさに熱愛中でした。というより、あの美人歌手フランソワーズ・アルディとの間に子供が産まれたばかりのデュトロンがロミーの猛烈アタックに堕ちたのですね。でも結局はアルディの元に帰って行った。主役のピッコリは「又か」と思わせる型にハマった役。MADOという題名は、一応(?)準主役の金髪で整形顔のイタリア女優が演じる人物の名前です。しかし映画の一部始終この人物の存在意義が解せませんでした。もう1人、将来の大物がチョイ役で出ています。若々しいナタリー・バイ。彼女だけが異質オーラを纏ってました。この映画、レビューが私以前はたった1人だけ。ググってもDVDをレア物で売り出してるサイトが一つだけヒット。う〜む。最後の20分間の演出と映像は職人芸の極みだと思うのでフランスの地上波で偶然やってるのにめぐり会えた私はラッキー。
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