非常にいい作品だった。アウシュビッツを舞台にしつつ、戦争と虐殺を地、収容所の横の家が、まるでニュータウンのようにもてはやされる「理想の」生活を図とする。
ウクライナではだいぶ前から空襲警報が鳴って…
ルドルフ・ヘスの妻ヘートヴィヒは言葉の断片から、おそらく壁の中で起きている出来事を知っている。その上であの態度なのだから、タイトルの関心領域というワードが一番はまる人物。
開始直後のあのシーン、周…
ある程度時代背景を理解していて文字通り「関心」を持って観ないと眠りの世界に誘われるかも。演出はなかなか意味深で考察の余地あり。
時代は違えど、現代社会でもどこかで誰もがこの映画の登場人物の誰かに…
これまでのアウシュビッツとは違う角度から観た視点が面白かった。所長はのちに戦犯者となるのだが、1枚の壁を隔てただけの土地に住居を構えていたとは…
普通なら日常生活とは真反対の業務をこなしていれば気が…
気色悪かった
事前にアウシュヴィッツ収容所について予習して行った。理解しきれなかったところは解説読んだ。
でも理解しきれなくても
上映中ずっとなんとなく気色悪かった。
そういう感覚になる人だっ…
田舎暮らしする家族団欒を、最悪の環境音で見れる。
最初は注意しなければ見えなかった異常さが、だんだんとはっきりと見えてくる。銃声、叫び声、焼却炉の稼働音、犬の鳴き声、大きな川が濁るほどの灰。家族…
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