デジタルデトックス映画
絵本をめくってるような感覚で観る映画で、どのシーンみてもアキカウリスマキ!と分かるのがマッジッで凄い
監督がずっと訴えてる平和と生きる事の素晴らしさ的なのは一貫されており、老いは感じるものの、安心して、次のページへ進める
が…
やっぱり刺激過多時代に慣れ過ぎたせいか昔ほど楽しめなくなっている。
生きるのに必死な時に、ゆっくりしたくなったら、何もかも失ったら、深く刺さるかもしれないし、ブチ切れるかもしれない
ただ、生きてる人がそこにいるだけのように、この映画もただ存在してるだけに感じた。
次回作も見ちゃうんだろうけど、もう少し複雑な人間関係がみたい。
ルアーブルの靴磨きのような、もうちょい感動がほすい。