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ミッシングのShoのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.5
暫定で今年ベスト。

現代の映画監督で最も相性の良いうちの一人吉田恵輔監督。
吉田愛が足りないからなのか試写会は全てハズれたため、前情報ほぼなしで臨みました。
※石原さとみが吉田監督に何年も前から熱烈ラブコールを送っていてやっと出演できたというのは知ってました。石原さとみのために脚本書いたのかな?

6歳の娘美羽が失踪。
手を尽くして探す家族と取材をする地元テレビ局。

○母沙織里(石原さとみ)と夫豊(青木崇高)
○失踪当時最後に美羽と一緒にいた沙織里の弟圭吾(森優作)
○テレビ局の報道記者砂田(中村倫也)

この人物たちを軸にすすむストーリー。

さすが吉田監督、人間のイヤな部分を見せるのが上手い。
SNSを中心とした誹謗中傷 顔の見えない悪意…。

主要人物を演じた俳優陣も全員良かったです。
石原さとみ
新境地!
って、たくさん言われるだろう見事な演技でした。
代表作になると思います。
森優作
こういった役って難しいだろうに存在感ありました。
中村倫也
感情を抑えた見事な演技。難しい役どころだったと思います。
青木崇高
最近犯罪都市(主演ドンソクアニキ)でのヤクザや、最近配信されたばかりのドラマ十角館の殺人の島田(重要キャラ)だったり、最近は観たらいる笑

ついつい自分の子供たちに重ねてしまい、何度も泣かされてしまいました( ;꒳​; )
表現の仕方は違えど、みんなそれぞれが苦しいんです。
それが分かった時にまた泣かされます笑

エンドクレジットのピアノの旋律が余韻を残します。
やはり作品に合ってない余計な主題歌はいらないんですよ。

はぁぁ、、、子供が不幸な目に遭う作品は観ていて大分神経削られます…。

○○をしてもらって当たり前
○○があって当たり前
当たり前なんて存在しない

何気ない毎日に感謝。
今朝もいつまでたっても学校の準備をしない娘をキツく叱りつけてしまいました。
帰ったら今朝は言い過ぎたよごめんねと謝ろうと思います。
しばらく叱るのは控えます> △ <
(3日で忘れませんことを)
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