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過去負う者
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過去負う者の作品紹介

過去負う者のあらすじ

受刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者の就職あっせんと更生支援をしていた。チームのひとり藤村(35)は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中(34)を担当し、中華料理屋に就職させたもののキレやすい性格でトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為により2年服役した元教師・三隅(37)は、職に就いたとたんすぐ消息を絶ち、チームを落胆させる。薬物常習で2年服役後出所した森(30)は清掃会社で働くものの、長年続くコミュニケーション障害でなかなか社会にフィットできない。社会復帰に向けてもがき苦しむ元受刑者を目の当たりにした藤村らは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台『ツミビト』を公演するまでに至るのだが…。舞台初日の観客の反応は、彼らにとって全くの予想外だった。

過去負う者の監督

過去負う者の出演者

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
125分
ジャンル
ドラマ
配給会社
株式会社BIG RIVER FILMS

『過去負う者』に投稿された感想・評価

舞台挨拶付で鑑賞。

前半、元犯罪者たちの生活が描かれるんだけどこれがとても人間臭くて素晴らしい。そりゃ社会に戻ってきてすぐに「完全に更生しました!」とはならんよなぁ。人間としての根源にある欲望はなくならないだろうしそういったものとの折り合いをつける難しさを感じられた。

しかし、鑑賞していてどこかモヤモヤともしてしまった。「なんかいい話過ぎねぇか?この人たちのせいで傷ついた人もいるだろうしそんな都合よく人生進むのか?苦悩を抱えた人たちとして美しく描いてねえか?」と。

そんな物語に入り込めない状況で迎える後半の舞台シーンは凄まじい。

言葉の暴力が登場人物たちをフルボッコにする。それはあくまでも観客たちの率直な気持ちであり理不尽なものではないというのがとても残酷だ。

そんな言葉を投げかける彼らを見てスッキリした自分がいた。そして、元犯罪者を特別な目で見ている自分にも気がついた。

今まで何者でもなかった人があたかも現行犯かのように見えてしまった経験が私にもある。

初めて裁判傍聴に行った日、裁判が始まるのを待合室で待っていたおっちゃんがいた。同じように法廷に入ったがおっちゃんは被告人席に座った。下着泥棒の犯人だった。ちなみに紺のパンティー(時価1000円相当)を盗んでいた。

さっきまでただのおっちゃんだったのに別人に見えてしまった。

過去の犯罪歴を知らなければただのおっちゃんだったのに。

日常と非日常の境目はひどく曖昧なのだと感じたのを覚えている。

観客たちは主人公たちを安全圏から批判することで自分は善人なのだと認識したいのかもしれない。無理矢理にでも善と悪の太い線引きをすることで安心したいのだろう。

この映画は私達のありえる未来の話かもしれない。もしそうなったときに自分はどう接するのだろう、生きていくのだろう。鑑賞後にいい意味でもやもやを抱えて帰路につく映画だった。

【今日の一言】
基本的にセリフは俳優さんたちが相談しあって作り上げたものらしい。あと、舞台での言い合いは合計4時間撮影したんだって。すごいね
10年ぐらい前、キネ旬で日本映画の星取をしていたとき、レベルや志の低さにうんざりしていた。その中で、まさに石の中の珠玉のごとくハッとするドキュメンタリーがあって、それが舩橋淳監督の『フタバから遠く離れて』だった。もう突出して他の東日本大震災を取り扱った映画と、出来が違っていた。

本作は犯罪者の出所後を考察している。あえて彼らの職業斡旋をしている慈善団体の人々。しかし元々犯罪に走った心の弱さや、そのことをあまりにしつこく言われ続けて心が折れてしまう元犯罪者たち。生まれつきキレやすい性質の者もいるし、昔の友人たちとの関係を一切絶たないと、誘惑がある。犯罪から縁を切るためには、下手をしたら家族など自分の過去につながるすべての関係者と手を切らないと、更生できないかもしれない。本作はその難しさにひたすら迫る。わかりやすい作品なので、あまり恐れず観てほしい。
深緑

深緑の感想・評価

3.5
かなり興味が湧く題材だったし引き込まれたっちゃ引き込まれたけど、「果たしてこんな人いるかね?」若しくは「ここでこんな事言うかね?」と感じた部分は多々あった。

シナリオの無い即興芝居?が本作の特徴としてあるらしいけど「シナリオ。ちゃんと書いた方が良かったんじゃないかね?」と思ってしまったのは否めない。

タク=ジョー、藤村さん=白木葉子、中華料理屋の店長=丹下っていう図式で途中から観てた節がある。

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