痛快の一言に尽きる。
NIKEがブランドとしてイケてない時代に
「エアジョーダン」を通してジャイキリを達成するストーリー。
結果はわかっていても、
いや、わかっているからこそのスカッと感かもしれない。
服装、髪型、会話のテンション、ビジネスへの向き合い方、
そして音楽とすべてが正しく1980年代だった。
(シンディ・ローパー、Time After Timeの使い方がめちゃくちゃ刺さった。時代の空気の象徴としての音楽の説得力を感じた。ミュージシャンは偉大だ)
マット・デイモンの枯れ方がとても良い。
特にお腹の出方とアゴの下。
他の多くのレビューにもある通り、
マイケル・ジョーダンを映さないという演出は、
大成功だと思う。