このレビューはネタバレを含みます
上白石萌音の主演映画を見たのは、これが初めての気がする。
PMSの女性と、パニック障害の男性が出会う映画。
そこまではいい。アイデアはいい。
しかし、そこから恋愛に発展する訳でもなく、平坦な物…
徹底的に「誰かの視点に立つ」ことを目指された映画。
PMSやPTSDを抱える人々の苦労は今まで理解できていなかったが、この映画を観たことで、理解とまではいかないが、知ることはできたという点が最大の評…
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山も谷もないような感じだけど、
とっても優しい映画だった。
世界にはいろんな人がいて、
その全員のことを理解することは出来ないけど、
家族とか友達とか同じ職場の人とか、
せめても近しい人とは、…
こぼれ落ちてしまった人たちの居場所…会社というのは本来、セーフティネットであるべきなんですよね。
出口はないかもしれない。それでも今日を生きることはできる。
今日を生きられたら、明日もきっと生きら…
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一言で言うなら優しい世界。
悪い人間は出てこないし人の痛みに寄り添う作品。
こう書くと平坦に聞こえるかもしれないが、この分ひとりひとりが丁寧に描かれていて面白い。
PMSもパニック障害も名前は知って…
PMC(月経前症候群)の女性とパニック障害の男性の日常を描いた本作。
そうなんですよね。二人の恋愛ではなく日常を描いてるのが本作の面白いところで、加えて二人に関係する人たちも良い人ばかり。
だか…
とっても評判が良かったので。
世の中には、心に錘を抱え苦しんでいる人が想像よりもたくさんいるかもしれないと思った。そして、その人たちを支える人も。
私は幸いなことに今まで自分のことを自分でコント…
前半では主人公の2人の発作やヒステリーがいつ起こるか分からないという特性が映画に緊張をもたらしていたのだけど後半ではめっきりそれが無くなり弛緩した状態が長く続いてつまらなかった。明確な正しさが存在し…
>>続きを読む©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会