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バイオハザード:デスアイランドのSSDDのレビュー・感想・評価

3.4
◼︎概要
他国に機密を売ろうとした人物を捜査している合衆国エージェント レオンは追跡中に取り逃してしまう。対バイオテロ組織BSAAのクリス、ジル、レベッカ、対バイオテロ財団法人テラセイブのクレア達も新たなバイオテロ事件絡みでアルカトラズ島に捜査に向かう…。

◼︎感想(ネタバレなし)
新年明けましておめでとう御座います。
昨年はありがとうございました。
2023年はバッド・ランズが最後で145作品視聴しました。
今年は珍しく初詣も大吉でしたので幸先が良さそうです。皆様も良い作品に出会われることを願います。

そんな中楽しみにしていたバイオハザードシリーズ最新作です。
ゲームは派生を除きほぼやっていますし、実写も含め観ましたが、本作はオールスター系でゲームでのシナリオなどのフォローもないのでゲームをしたことがない人には置いてけぼり…。
ゲームのナンバリングシリーズでの6の後であることがなんとなく会話からわかる感じで進み、登場人物の多さから前作までの雑兵ゾンビ達や中ボス相手の華麗なアクション要素が少なかった気がします。

もっとわらわら湧いてる中を切り込んでいくイメージでしたが本作は少し物足りなかった。また割と敵役も魅力も薄く、語る内容のチープさがどうしても気になりました。

とはいえジルもREシリーズのデザインだったり、あの超人イケメンレオン様が色々あったりといい要素もありました。
懐かしい武器から最新の武器まで振り回してるのは本作ならではでしたしね。
お正月映画として幕開けには上々といったところでした。











◼︎感想(ネタバレあり)
・ディラン
自然界には善も悪もない、恐竜の時代にそんなものあったか?と白亜紀あたりに戻すつもりという思想は嫌いではないですが、そもそもの同期がチープ。

ラクーンシティの生き残りで、アンブレラの治安部隊として町に行き、感染した仲間と殺し合いをした…それならアンブレラと同じウィルスをばら撒くという逆恨みになる意味がわからない。アンチアンブレラ組織を作ろうとしないし、アンブレラの末端があんな大層な装備を持っていたりバイオテロ起こせたのもよくわからん。

最後は罪悪感からウィルス撃って自ら変形というのはまぁ良かったけどロシアンルーレットは1日1回くらいにしとけよな。

・レベッカ
ワクチン持ってった時の他の隊員の死が軽過ぎて怖い。もっと"あなただけでも!先に行って"とか命のやり取りシーンないし、最後にヘリの迎えでサメは勘弁って笑ってられるのかなりのサイコパス…。

・武器庫
四連ロケットランチャー(邪魔だし弾も精度も悪い)やらMP5(サブマシンガン)に重機関銃にAA(フルオートショットガン)、ベレッタから、RE3でお世話になるレールガンのようなプラズマライフルなど諸々武器が総動員なのは楽しかった。
ガンマニアにはたまらんものが沢山出てきて悪くなかった。

・総評
恨み節をつらつら長く言う割にはカタルシスが低く、前作の変態的な思想のボスとかほどのインパクトがないのも物足りないポイント。
しかしまぁオールスターが武器ぶっ放しというポイントは楽しめました。
しかしどんどん映像のクオリティは高まるし、皮膚の感じとか細かな部分まですごいものです。
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