KnightsofOdessa

マエストロ:その音楽と愛とのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

1.5
[監督がカリスマになりたいだけでは] 30点

2023年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。ブラッドリー・クーパー長編二作目。前作は未見だが、クーパーはこんな中身空っぽな映画を撮る人なんだぁといった感じ。この映画の中に下らないモノマネ演技とキャリー・マリガン以外に何かあっただろうか?初舞台の日のベッドから劇場まで繋がってたシーン、結婚して子供産まれた直後の玄関から撮影セットまでが繋がってたシーン等々で、私生活と仕事の境界線の曖昧さを視覚化しているのは嫌いじゃないけど、早口で捲し立てて煙に巻いているようにしか見えなかった。結局、バーンスタインには欠片も興味はなく、お前がバーンスタインの姿を借りてカリスマになりたいだけだろ。つまらん。
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