本年度(2023年)のアカデミー賞の主演女優賞は本作のアネット・ベニング。
助演女優賞はジョディ・フォスターで
ほぼ決まりではないでしょうか？

言い過ぎ。😅


いやぁ。ホントに素晴らしい作品でした。🥹

こんないい作品が全国拡大公開されないなんて本当にもったいない。
ラストは信じられないくらい大号泣してしまいました。😭😭😭

ということで。

Netflix制作作品。期間限定公開中に鑑賞。

ダイアナ・ナイアド。
マラソンスイマーを引退して30年。
60歳にして手が届かなかった夢を叶えたいと宣言。
その夢とはキューバからフロリダまでの177キロに及ぶ海峡を泳破するという まさに偉業。🏊‍♀️
親友にコーチを頼みセーリングチームと共に4年にも及ぶ波乱に満ちたチャレンジに挑む。

泳ぐ距離 177キロ。泳ぐ時間 53時間。
一回のチャレンジで失う体重。9kg。😳
途中には 人喰いザメ や 猛毒を持ったクラゲがウジャウジャ。🦈🪼
還暦でのチャレンジ‼️

もう何もかもが凄すぎて・・・

人間の『意志の力』というのは計り知れない。
本作のような実話を基にした作品を見るとホントに勇気をもらえる。
仕事のストレス？ 人間関係？ 物価高騰？
上がらない賃金？
なにを ちっちゃいことを言っているんだ！私は！😅😥
世界にはホントにすごい人がいるんだなぁと感心させられる。

そのナイアドを演じたアネット・ベニング。
キャリア史上最高の演技を見せてくれたと思う。
現在65歳！ということは撮影時は63〜4歳くらいだから実際のナイアドとほぼ同い年。
20代の頃は魂が吸い取られるかのような美しさを誇っていた彼女。
歳を重ね顔もシワだらけ、身体もヨボヨボ。(失礼！🙇‍♂️)
大女優だったらそういった『老い』は隠したがるものなのにアネットは堂々と 顔面ドアップ &競泳水着姿で作品内で大熱演。
その『度胸』に心から敬意を表する。

ナイアドを支える親友でコーチを演じたジョディ・フォスターも現在60歳で実在する親友の方とほぼ同い年。
若い頃は主役を張っていたジョディも近年は『2番手』や『脇役』での出演が目立つ。
今回もあまり 出しゃばらずナイアド演じるアネットを脇で支える女性を好演していて、改めて『才女だなぁ』と再感心。

実話の映画化なのでラストは分かっていても大感動。😭
久々に気持ちいい涙を大量に流させてもらった。
エンドロール中に映し出される実際のナイアドさんの映像にもビックリ。😳
やはり『偉業を成す人』というのは このくらいパワフルでないと達成出来ないんだな。😅

Netflixに加入されている方々には是非とも見ていただきたい作品。
90年代に映画にどっぷりハマっていた方々にとってアネット・ベニングとジョディ・フォスターの共演 というだけで見る価値があると思います。

そのアネット・ベニングはアカデミー賞に過去4度もノミネートされているが 受賞は今だに無し！😞
是非とも この作品 で栄誉に輝いてほしい。

ところで・・・

旦那のウォーレン・ビーティは今
何やってんの？😅



2023年 10月26日 10:00〜
シネ リーブル池袋screen 2
💺104席
客入り　20人前後。

毎年この時期にやる 恒例行事 となっているNetflix制作作品の劇場限定公開。
あゝ頼むから「西部戦線異常なし」を劇場で公開してくれーーー！🙇‍♂️
(1週間限定でもいいから。)

• #ストリーミングinシアター

『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』
原題 Nyad　映倫区分 G
製作年 2023年。上映時間 121分。
64歳でフロリダ海峡を泳いで渡るという偉業を成し遂げたスイマー、ダイアナ・ナイアドの実話を映画化。
困難に挑戦する人々のドキュメンタリーを多く手がけてきたエリザベス・チャイ・バサルヘリィ＆ジミー・チンの夫婦監督が、初めて劇映画でメガホンをとった。
名優アネット・ベニングがダイアナを演じ、ボニー役はジョディ・フォスターが担当。
Netflixで2023年11月3日から配信。
それに先立ち10月20日から一部劇場で公開。

マラソンスイマーを引退して約30年が経ったダイアナ・ナイアド。
60歳を迎えた彼女は、ずっと思い続けていたひとつの挑戦が頭から離れなかった。
それは『水泳界のエベレスト』と呼ばれるフロリダ海峡を横断するというものだった。
フロリダ海峡にはサメや毒クラゲの恐怖や、激しい湾流などもあってオーシャンスイムの最難関とされ、そこを泳ぎ切るには想像を絶する困難を乗り越えなければならない。
それでも世界初の称号をかけ、サメよけのケージも使わずに生身で泳ぎ切ることを決意したダイアナは、親友でありコーチでもあるボニーらとともに4年に及ぶ波乱に満ちた挑戦に乗り出す。

今作品では名優アネット・ベニングはダイアナ・ナイアド役で威勢がよく、険しい目つきの獰猛さを発揮し、彼女の自己顕示欲とナルシストな傾向をよく示していた。
ナイアドの鉄壁の能力感覚は、エリート陸上競技での成功に欠かせない。
しかし、ノーメイクで濡れた乱れた髪、水着や色あせたTシャツといったダイアナ・ナイアドの描写は、美しき女優とはほど遠い。
ジョディ・フォスターが演じるボニー・ストールは、ナイアドの人生において、そのキャラとの自然な相性の良さが際立っていた。
2人の女優は深く複雑な絆を生み出し、観る者に2人の関係の深さと複雑さを感じさせてくれる。
ジョディ・フォスターの輝きは説得力があり、彼女の役を楽しいものにしていた。
ジョディ・フォスターは、リス・エヴァンスが登場するまでは、ダイアナの不愉快な振る舞いを罵倒する役で、リス・エヴァンスの軽妙な世界観もよかった。
今作品は、1970年代から1980年代にかけて有名になったオープンウォータースイマー(⽔質、天候、潮汐等、⾃然条件の影響を受けることから、競泳とは異なる技術や知識が必要とされる、海や川・湖といった⾃然の⽔の中で⾏われる⻑距離⽔泳競技)、ダイアナ・ナイアドの『対岸へ。オーシャンスイム史上最大の挑戦』（原題：Find a Way）の実写化伝記映画。
その強さと持久力で知られるダイアナ・ナイアドは、中年後期には人気スポーツキャスター、モチベーショナル・スピーカー、のちに作家となった。
彼女は1975年にマンハッタンを泳いで名を上げ、4年後にはバハマからフロリダまで泳いだそうだ。
今作品は、スキューバダイバーになることを目指した64歳のダイアナの旅を追った映画でした。
今作品は、2013年に彼女が目標を達成するために耐えた、激しいトレーニング、失敗、内面の葛藤、肉体的な挫折を描いていた。
また、風、水、天候、海の生き物が重要な役割を果たすダイアナの世界を効果的に描いている。 観てる側を彼女のトレーニング、船酔い、幻覚、ハコクラゲの体験、過去のトラウマのフラッシュバックの渦中に置くことで、サスペンスを構築し、不可能と思われる状況にもかかわらず、成功しようとする彼女の強迫観念と決意を説明している。
主演はアネット・ベニングやけど、フォスターの物静かで派手さを感じさせない直感と、スクリーンを魅了するカリスマ性によって、ボニーはこの映画の中心的存在となっている。
フェミニスト的であるにもかかわらず、今作品は忍耐、自己信頼、そして愛される方法を学ぶことを称賛しているし、あらゆる姿の女性の美しさを讃えているって云っても過言じゃないかな。
余談ながら、今作品は、ダイアナ・ナイアドの記録的な泳ぎがセンセーションを巻き起こした1970年代ではなく、1960年代が舞台となっている。

　ネットフリックス作品。
土曜日朝イチ見に行ったんですが、拍子抜けの私と２組のみ。
実話で、２人の有名 実力派俳優共演ですぞっ。
ビックリ上映スタートでした。
大きなスクリーンで見ないんだぁ・・・・・と言った感じに思えた。

そうそう、先ほど言った有名 実力派俳優の魅力的な女性２人。
映画スタート、赤裸々に、シワやシミ、たるみ日焼け止めバンバン、それを大きなスクリーンにアップ！『お〰️〰️〰️』
しかし、そんなこと即 飛んでいき、演技力にストーリーの素晴らしさにナイスです。
ジョディー・フォスターさんは特に、昔の雑誌『ロードショー』でレギュラーのようによく見ていて、好きな俳優さんの１人です。

☆ちょい情報
『告発の行方』『羊たちの沈黙』でも有名な
アカデミー賞主演女優賞を受賞者！ジョディ・フォスターさん。
ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したアネット・ベニングさん。

さて、ストーリーですが、
実際存在するマラソンスイマーのダイアナ・ナイアドさんの無謀的な挑戦、ドラマ、感動の物語です。
マラソンスイマーを引退して３０年、
主人公は、リベンジ！挑戦を決意。

『夢を叶えたい』

親友にしてコーチでもある友人の力を借りて！
セーリングチームとともにっ。

変わりやすい天候、
サメや猛毒クラゲ、
気まぐれな海流、
何が起きるか解らない海を１８０キロ泳ぎきる。
しかも、６０歳過ぎの挑戦です。

何度も何度も何度も何度も・・・・・挑戦します。
しかし・・・クリア出来ず・・・・・主人公の何度かの挑戦に付き合えず、セーリングチームの仲間は抜け・・・・・

ラストシーンは、涙ものです。

泳いでる最中も、泳ぎきっても、まわりは触れてはいけない。
自分の力で上陸しなくては、挑戦成功と認められない。

足首下まで海水になった瞬間・・・・・
この瞬間を是非感動してください。