このレビューはネタバレを含みます
内容の核心には触れないけどバレはバレのため念のためネタバレにしてます。
初日見てきました。
1年前の潜水艦の中でのことと、現在の陸での出来事が交互に描かれてく今作、イ・ジョンソクとチャウヌの兄弟のお顔がまず天才で顔天才兄弟過ぎる。すごい兄弟を(映画の中で)爆誕させたし…!
そんな2人の兄弟愛、見ようによっては少しBLチックといえない事もなく、現在の時間軸の物語を見てる時になんだか目眩がしました。いえ韓国は日本よりもっと家族、兄弟を大切にするのでそういうものなんだと言われればそれまでなんですけど。
この映画は、そんな兄による切ない復讐とそれに付随して家族愛、絆、とかそういうお話になってます。
記者のオ・デオ(チョン・サンフン)が爆発するかもしれないのにその場から逃げずに他人の子をずっと抱きしめてるところが一番この映画で私は尊く感じました。
見終えたあと、映画のワンシーンを切り取った、前売り購入特典のムビチケのケースの写真に胸がじーんとなります。映画のラストシーンも、感じ入りましたああいう作り方とっても好きです。あれで涙腺が崩壊しない人はいるのだろうか…いろいろあったけど最期は幸せな日々を時間を思い出すだけ。
画面の明滅、揺れが中盤から一部目立つところがあるので気をつけないと少し酔うかもです、私はちょっと酔ってしまいました。
カメラワークにお話も何もかもがハイレベルで文句なしに私の中での今シーズン1位の映画です!
今回、なぜ音に反応する爆弾にしたのかはチャウヌ演じるチョン・テリョンが音響探知下士官の役職だからかなあ? ずっと音を調べる業務に、潜水艦の中でついていたのでそんな弟の事を忘れるな、とかそういう思惑から音に反応する爆弾を作るに至ったのかなと思った。