Netflixオリジナル。プレミア試写会で鑑賞。試写会やるなら絶対に新宿以外ありえないと思ってたので、新宿でやってくれてうれしかった。
原作は大好きだけど、そもそも時代錯誤だし、実写に向いてるとは思わないから、下手なことはしてくれるなというのが元々の自分のスタンス。でも予告を見たら鈴木亮平が相当やりきってる感があって、これなら観てもいいかもと思えた。信頼できる男、鈴木亮平。
はっきり記憶にはないのだけど、自分の場合はおそらくアニメから入った原作ファンで、何を持って冴羽獠なのかと言うと、やっぱり「声」なんだなと、改めて。
鈴木亮平がビジュアル的に冴羽獠かと言われると、答えはNoで、どちらかと言ったら上川隆也の方（昔ドラマで演じていた）が顔だけで見たら雰囲気は近いと思う。
だけども、今回、鈴木亮平が原作の大ファン（らしい）ということもあってか、喋り方や声をかなり神谷明に寄せてきてる。一部、神谷明が声をあててるのでは？と思うシーンもあって、製作にまつわるインタビュー記事など出ないかなと思ってる。香の声も一瞬、伊倉一恵が吹き替えてる？と思った。もしそんなことしてたら発明だと思うけどな（実写版で、主演俳優ではなくアニメ版の声優が声をあてる）。仮にそれをやってたとして、違和感がなかったのがすごい。パンフレット（資料）とか読んで確認できればと思うけど、配信作品だと何もないんだよね。YouTubeで撮影秘話の動画とか出してくれないかな。
そして、鈴木亮平は冴羽獠と顔立ちの雰囲気は違うけど、背中とかお尻のムキッとした形や立ち方、シルエットなど、かなり努力して冴羽獠を再現してる感じがした。役作りの鬼。
木村文乃については、ずっと演技があまり上手くないと思っていて（ごめんなさい）、今回やや大げさだったり、ギャグっぽかったり、漫画的なノリなので違和感なく観ることができた。冴子はもっと大人っぽい方がイメージ合うけどね。
迫田孝也がポスト香川照之的な演技で今後そこの空席を担っていくのかしらと思った。
基本設定や登場人物はほぼ原作と同じで、ストーリーはオリジナル。何かチープな悪の秘密結社みたいな雰囲気でその点は微妙。※
ガンアクションが結構派手で、銃の扱いとかどうだったのか、詳しい人の感想を聞いてみたい。
新宿のシーンのエキストラの数が凄かったし、クライマックスのヘリとかやはりお金掛かってるなという印象。さすが、Netflix。
原作ファンもしくは鈴木亮平のファンなら一見の価値あり。そうでなければ、観る必要ないかも！一応、続編も作れる終わり方だった。
TMN、いろいろあっても3人で活動続いててすごいと思う。
ちなみに実写版はフランス版がかなり良いので、シティーハンターファンは騙されたと思って"吹き替えで"観てほしい。
※追記
ユニオン・テオーペって全然原作に出てきてた。すっかり忘れてる。
#シティーハンタープレミア
#Filmarks試写会
