〖aftersun アフターサン〗（映画/アメリカ/2022）
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『11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく』
予告見たときに「これ私好きそう」と思って、でも予告からなんの情報もわからず、逆に予告見た時の私の「なんかわからんけど好きそう」の勘を大事にしようと情報を一切入れずに観た。
これから観る人はまあ見ないだろうけど一応気をつけて。
予告から予想したこと①お父さんが不老不死②近親相姦…などがあったけどそこは違って、なんかただひたすら羨ましい夏休みを見てたら終わった…羨ましすぎ。
ずーっと私好みの理想の夏が描かれてて、9割ぐらいは良くてその映像の色味とかシチュエーションに泣いてた。
あとの1割は「で？」に尽きるんだけど、で？なんだった？どうなった？何があった？
別になんもなくてお父さんもどっかで生きててソフィは妻だかガールフレンドと子供を育ててるってこと？あの夏の思い出をいつまでも大切にしながら？
わからんけど、まあいいか…なんかいい映画だったし…みたいな感じ。
予告かなんかであの時のあなたの気持ちがわかればみたいなのあったけど、ソフィはお父さんの気持ちなんてわからなくていいよ、大丈夫だよって思った。
でもあの親子の関係めちゃくちゃ良い。
なんでも話せる父親とかさ。いいよね。
いやでも割とお父さん倫理観なかったよね？食い逃げしたり歯磨き粉鏡にブッてやったりしてたのは大丈夫なの？
あのシケモク拾ってたのも「？」だったけどていうかあのシーンはなんだったの？あっ外出て海に行ったけど別にそこで死んだりしてなくてホテル戻って全裸で寝てたってこと？
割と無音の長回しのとこで自分の父親ともこういうことしたかったかなあ、それは別にいいか…とか自分の父親のことに思いを馳せてた。
後からじわじわ良くなる映画な気もするし、このまま内容は何も残らずにトルコの空と海のことだけ覚えてるかも。
そう、お父さんのちくびがすごい綺麗で一旦集中力途切れた。
（82/劇場鑑賞42）
