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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカのShokoのレビュー・感想・評価

3.3
〖レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ〗(映画/フィンランド・スウェーデン/1989)



『極寒の地で活動する売れないバンド、レニングラード・カウボーイズ。彼らは悪徳プロモーターにそそのかされてアメリカへと旅立つ。さらにそこからメキシコへと向かうことになった彼らは、新たな音楽を吸収し、人気バンドへと成長していく』

昨日のシンギュラの舞台挨拶で堤幸彦がこの映画だいすき、このビジュアル好きって言ってたので観た。
シュールなコメディでした。
アキ・カウリスマキって名前よく聞くけど初めて観るかも。なんかで「カウリスマキの名前が覚えられない時はマキさんがリスを飼うって覚える」ってのを見たことがあるぐらい、それをアキ・カウリスマキの思い出に含めていいかわかんないけど…

そのレニングラードカウボーイズってのがめちゃ長いリーゼントにつま先が長い革靴で、連れてる犬もリーゼントが長くて、バンドやってるけど全然売れてなくてアメリカに行けば売れるって適当なこと言われてみんなでアメリカに向かうロードムービーなんだけど、なんかちょっと喧嘩したりわちゃわちゃして特になにってこともなくアメリカについていろんなところで演奏してお金稼ぎながらメキシコに向かって最終的にそこそこ売れて終わった。
なんか特になんも感じることもない、ふわっとゆるっとした感じでフィンランドのバンドのロードムービーってなんか昔も観た気がする、あれのがもうちょいキレがあった気がするけど、今感想振り返ったらあれも特に面白いとは感じてなかったので北欧コメディとあんま相性良くないかも。
これに出てきたバンドが実在のなんとかってバンドなんだけど後にほんとにレニングラードカウボーイズになったらしい、へえー。
なんかこういう映画好きな人は好きそうだよね、えっ今すごい当たり前すぎること言ったな。
この珍妙な出立ちの人たちがキャッキャしてるのはかわいかった。

(86/おうち映画57)
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