こばまさ

THE KILLER/暗殺者のこばまさのレビュー・感想・評価

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)
3.7
もう4月になりましたが、月末恒例のGEO100円セールから、まずはコチラ。
そんなに優先順位は高くなかったけど、久々にアクションが観たくなった&95分と短いので。
それでは、アジョシがアジョシを堪能しにいってみよう🔫


-引退した最強の暗殺者ウィガン(チャン・ヒョク)は財テクで成功を収め、派手な生活を送っていた。
ある日、友人と旅行に行く妻のヒョンス(イ・チェヨン)から友人の娘である女子高生ユンジ(イ・ソヨン)の面倒を見てほしいと頼まれる。
短期間、保護者の役割だけすればいいと軽く考えていたウィガンだったが、人身売買を企む組織にユンジが拉致されてしまう。
ユンジを取り戻すべく、ウィガンの暗殺者としての本能が再び覚醒していく-

“これはもう『アジョシII』だ!”


ストーリーは単純明快!
アクションシーンも、これだけあるとクドくなりそうなのに丁度いいしカッコいい!
これは予想に反して面白かった!

まあこの作品の8割は、主演を務めたチャン・ヒョクのそのイケメンとキレキレのアクションを堪能すればOKなやつ。
10年以上、ボクシングとテコンドーを嗜んできたというだけあって、確かに素晴らしいアクション!
しかも、スタントマンを使ってない!
更にこの作品自体を自分で企画したらしいから、そりゃカッコよく映るわな。

そんなアジョシによる嫉妬心は置いといて、この作品の残り2割。
ストーリーは単純明快とは言いながらも、悪の根源に行き着くまでは二転三転あり飽きない展開。
基本的にはクールな主人公だけど、ユンジ(預かった女子高生)とのやり取りは緩和剤の様に面白い。

ほんと、探しても特に悪いところが見つからないし、テンポも良いし短いし(95分)、アクション映画としてはよく出来ていた印象。

唯一気になるとすれば、キャストがちょっと地味かも知れないけど、チャン・ヒョクがずっとカッコいいのでケンチャナヨ。

珍しくキャスト語りがないのは、作品が面白かったのもあるけど、主演のチャン・ヒョク以外はほぼ知らないから。

エンドロールで、ジャッキー・チェンばりにメイキング&NGシーンを流す終わり方に、なぜか親近感と安心感を覚えスコアUP。


しかしまあ韓国映画って、斧🪓が好きすぎる…
こばまさ

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