このレビューはネタバレを含みます
はらたいらさんに全部(懐っ💦)…ではなく、野木亜紀子にALL-IN!
で、間違いありませんでした。面白かったです。
どこかのレビューで書きましたが、ヤクザを格好良く描く作品は大嫌いなんですが、この作品で気が付きました。映画などに出てくる格好いいヤクザ…そもそもそんなのは、フィクション&エンタテインメントの中にしか存在しないのだと(遅っ💦)ソレは最早、ヤクザではなく、勿論、反社でもなく、死語?である『任侠』という事なのでしょう。
原作は未読。兎に角、野木亜紀子脚本に賭けて鑑賞しましたが、良い意味で、ちょっとリアリティーが欠如し過ぎかもなーと思う程良く出来た作品だと思いました。合唱部部長・岡聡実クンの中学生也の純粋さと変声期で出せなくなる声問題という葛藤、カラオケボックスで、若頭補佐・成田狂児に歌唱指導をしていく内に変わっていく二人の関係性。オチの前の2段仕掛け。ポストクレジットの狂児の腕に彫られた刺青。流石!とポンと膝を叩いて劇場を後にしました。
坂井真紀がいい感じで、オバチャンになってたな。