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カラオケ行こ!のfilmaholicのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます



原作は知らずに何才と何才の誰と誰の物語かも知らずに見たけど最高だった!!

めっちゃくちゃめっちゃくちゃ笑った!!!

まず設定がおもしろいし、映像ならではのカラオケシーンだったりテンポ感だったり表情だったりが最高でした。

思えばカラオケってあまり見ることないよね、自分のいる部屋の事しか知らなくて。

ブラッシュアップライフでかなり見たけどそれくらい人のカラオケを覗いてるようで楽しかったし、本当に面白かった。

ヤクザな綾野剛君ってもう見慣れてるからいつ抗争に巻き込まれるか、いつ突然轢かれるか、刺されるか、撃たれるかっていうのも拭えなかったから

本当に死んだと思っちゃってわんさか泣いたけど生きていて笑 もう本当に笑って泣いて笑って嬉しくなった。

映画館では久しぶりの多幸感!!!文句なし!!

親や学校の先生らが「未成年の男児相手に何してるのよ」とか性的な懸念とか、車で学校まで行って連れまわすって何してるの?ってうるさく出てこないのもよかった。

そういう時代すぎて。そして私もきっと母親だったり教師だったら思っちゃいそうで。

そういうのなくエンタメ作品として、長い人生のうちの一瞬を共にした彼らのかけがえのないようなあるような?世界を見れた気がして納得だった。

そういうの、なくていい。思うけど。たまにはそんなのなくて、ヤクザと中学生が出会って絆が出来たっていいじゃない。って思えた。

そして、制服を着て皆で同じ曲をパート分けして合掌なんて、もう一生できないんだな、と切なくなった、したくなったよ、合唱。
山下監督も野木さんも大好きだし原作がとにかく素晴らしそう。
あと齋藤君とこの作品が同じ時代に出会えたことに感謝。
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