むらむら

ガンズ&バレッツ CODE:Whiteのむらむらのレビュー・感想・評価

ガンズ&バレッツ CODE:White(2022年製作の映画)
5.0
ブルース・ウィリス「オペレーション・ゴールド」 と同時上映してたのがこの作品。

共演はジョン・マルコビッチ……って、またハゲやん!!!

しかもポスターだと、薄毛のマイケル・ルーカーもハゲに見えるので、一番目立つ紅一点のオルガ・キュリレンコさえいなければ、見事にハゲの三連星ダッ!

……そう思って観劇したら、意外にもメチャクチャまっとうなノワール銃撃戦映画。

ブルース・ウィリスとジョン・マルコビッチという、二大スターハゲの取っ組み合いが観られると思ったら、残念ながら二人の絡みは皆無。

マフィアのボス・アーノルド(ブルース・ウィリス)と長年の関係を築く殺し屋ゲイブ(マイケル・ルーカー)。彼は最後の奉公として、弟子となる若手の狂犬殺し屋カルロ(ヴェディール・デルベス)に命じて敵対するマフィアのボスを暗殺する。だがその現場は女刑事フリン(オルガ・キュリレンコ)に目撃されており、ゲイブとカルロは、フリンの抹殺を命じられる、という話。

上のあらすじには出てこなかったが、ジョン・マルコビッチは、ブルース・ウィリスの表の仕事を請け負う弁護士役。

表の仕事を請け負うだけあって、ジョン・マルコビッチとブルース・ウィリスは、直接やりとりすることがなく、薄毛のマイケル・ルーカーが、その間を伝書鳩のように行き来する。ハゲの間を何度も行き来させられるので、映画終わるまでにハゲてしまうんじゃないかとハラハラした。

本作の主役は、妻を失って目的を見失っている引退間近の殺し屋マイケル・ルーカーと、元海兵隊員で重火器を完璧に使いこなす女刑事オルガ・キュレンコ。残念ながら、上に書いたように、ジョン・マルコビッチとブルース・ウィリスが、ハゲ同士で火花を散らすシーンは無いものの、その分、非ハゲの二人が、圧倒的な銃撃戦で火花を散らしてくれる。

確かに「世界中から殺し屋を呼んできた」割には、殺し屋が全員無能すぎて、これなら俺が100人集まってブリーフ一枚でオルガ・キュリレンコを襲ったほうが成功率高いんじゃないかという気もするが、そんなことはどうでもいい。

なぜならば、俺的にはとても素敵なシーンがあったから。それは

「マイケル・ルーカーが、ブルース・ウィリスの頭部にキスをする」シーン。

思わずジーンと来てしまった。

映画ファンならご存知かと思うが、ブルース・ウィリスは、2022年に失語症の進行により、俳優引退を発表。俺もブルース・ウィリスのハゲにキスをしたくなったので、思わずマイケル・ルーカーと俺自身を重ね合わせてしまった。

filmarksとかIMDBの評価は必ずしも高くないが、個人的には引退間近の殺し屋マイケル・ルーカーの哀愁とプロ意識にグッと来て、満足。終わり方も、後味が良い。

銃撃戦もの好きな人、シブい爺の魅力に酔いしれたい人にはオススメです。

ぜんぜん本題と関係ないけど、ジョン・マルコビッチという名前、「ジョン・マ○コビッチ」って伏せ字で書くと、なんとなくエッチな気持ちになるのは俺だけだろうか。

最近、大統領候補選への出馬を取り下げたマイク・ペンスも、「マイク・ペ○ス」と伏せ字にするとなんかドキドキする。

伏せ字を増やして「。イク・ペ○ス」にすると、ますますドキドキしてしまう。

そんな気持ちになるのは俺だけでしょうかね……。

|また下ネタかよ! |
\___ ___/
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 彡´⌒`ミ >>ピカ➖っ!!☀️☀️☀️
 ( ´・ω・) ←ステイサム☀️☀️☀️

むらむら「うわああああーーーー!!」

(と、なぜか出てきたステイサムからのライトニング・アタックを受けたところで、ハゲレビュー三部作、おしまい)
むらむら

むらむら